第145話 血圧が低くなっている

お盆前辺りまでだろうか、この暑さもあって

体調は毎日のように、とても悪かった。


あまりに悪いものだから、再発してるんじゃないかと

1人密かに不安に感じていたぐらいだ。


そんな体調の悪さの原因一つが先日分かった。


それは血圧だった。


ガンが発覚する前に入院していた病院で

高血圧だという事で、循環器科にかかる事になり


ここでも2〜3ヶ月ごとに状態を診てもらいながら

血圧の降下剤を飲んでいる。


1年半ほど、薬を飲んで上が120台の下が90台ぐらいの血圧だったのが

この夏の暑さと体調不良の時で

上が100台、下が60台なんてぐらいまで下がっててビックリした。


最近、自宅の血圧計が壊れたのか、エラーばかり出て測れずいたので

循環器の診察の日に待合室にある血圧計で何の気なしにに測ってみたところ

その今までにない低い数値が出たので、間違いかと思い


時間を置いて計り直してみるも、やはり低かった。


丁度、循環器の診察だったので

先生にその数値を見せて相談したところ


確かに低いけれど、気温の関係もあるし

様子見という事で薬は変わる事が無かった。



体調の悪さはこの血圧低下も関係していたようだ。

低血圧になると倦怠感が強いらしい。


めまいはしょっちゅうするのだが

そういえば、ここのところ

外で疲れたと思い少し、しゃがんだ後に立ち上がると

怖いぐらいの立ちくらみを感じるので、しゃがまなくなったのを思い出した。


そっか、これを私は勝手に

血圧が高くなってるんだと思っていたが


その逆だったんだ。



それでも昨日のがんセンターでの診察までは

少し再発の不安を思っていた。



昨日も書いたように、前は診察前に血液検査をして

その結果が出てから診察だったので

その時の腫瘍マーカー等の結果を知れてから帰れたが


今回は、前回の血液検査の結果をまだ知らない状態だったので

余計に不安だったのだ。


でもまぁ、よほど何かあれば連絡くるよね?と自分を励ましていたが


猛暑め!体調は中々良くなってくれないので

まさかね、まさかね、と思いながら一人で再発の怖さに悶々としていたのだった。


それが昨日の診察で問題無かったと知れたので

やっとスッキリしたのだった。


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