第134話 高額療養費制度

高額療養費制度ってあるよね。

お客様でもたまに


「高額療養費があるから、医療費が上限超えたら払わなくていいし保険なんてそんなに必要ない」


と仰る方がいる。


けれどね高額療養費って1日から末日の間で計算されるから

例えば入院が25日から翌月の5日までになった場合


合計の金額では高額療養費の額に達していても

月の計算にした時に、片方の月は達しても、片方が達しない

もしくは、両方達しない


なんて場合も起こりうるんだよ。


そうなったら当てにしていた高額療養費の上限にいかなくて

うー困ったなぁ、なんて事になるかもしれない。


だからやっぱり保険は大事よ。



それとね、入院した事ある人なら知っているかもしれないけど

高額療養費ってね、先に申請しておけば

払った後に、上限超えた分が戻ってくるやり方ではなく


もう先に超えた分は払わなくていいというやり方もある。

「限度額認定」

というやつね。


後ね、世帯で同じ健康保険に加入している場合

自己負担額を合算出来る場合もあるし


過去1年間に3回以上上限に達した場合

上限額が下がる事もあるから


自分の加入している健康保険組合がどういうものか

というのを知っておくといいかもね。



私の場合は、一番最初の入院の時に会社の健康保険組合に連絡して

限度額認定証を出してもらった。


だから退院時の支払いも最初から限度を超えた分は払わずに済んだ。


生命保険に入っていても、入院給付金が支払われるのって

退院してから病院に診断書をお願いして

2〜3週間後にやっと書類が出来てきて


それを保険会社に提出して、そこから数日して

やっと振り込まれるわけだから

限度額認定証をもらっておくと助かるよね。

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