第110話 ポートを取り出しました

今日は先日、漏れてしまって使えないかも?となっていたポートの

検査に行って来ました。


ポートがちゃんと通っているかどうか

まずは造影検査で調べたのですが、その前の段階ですでに


ポートの先が心臓の方ではなくて

首の方を向いてしまっているのが分かったの。


この時点で、もしポートが上を向いているだけで使えそうなら

向きを戻して次回、一回使うという事もあり得る状態。


けれど造影検査をしたところ何らかの理由でスムーズに造影剤が通って行かない事が分かりました。


そこで検査をしていた先生が判断して即、そのままポートを取り出す手術をする事に。


え?ちょっ、ポートが使い物にならなかったら

今日取り出す事になるかもとは聞いてたけど


まさか検査の続きで行われるの?とドキドキ怖くて不安な思いをしながら

すぐに麻酔を打ってもらって手術開始となりました。


前回同様、麻酔がまず痛く

その麻酔が効き出すと、かなりグイグイ押されたり引っ張ったりがあり


怖いよ、怖いよ

と思っているうちに終了。


取り出した後に先生に説明していただいたところによると


私の身体にポートという異物が入り

私の身体がポート(異物)を排除しようと


私の身体がポートの先の管を繊維のようなもので固めていき

その先が通らなくなった、という状態らしいです。


私みたいな体質の人も稀にいるそうです。


次の抗がん剤にポートが使えなくなってしまったけれど


このままポートを入れておくと、更に私の身体からポートの管への攻撃が強くなり

更に強固な繊維質のようなもので固められてしまうかもしれないので


この段階で取り出せたのは結果的に良かったと

先生は仰っていました。



というわけで今は、ポートを取り出す手術をしたので

もちろん傷口が痛いです(笑)


今後、ポート関連としては

来週、ポートを取り出した辺りに血栓などが無いかどうかの検査を

受ける事になりました。

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