第66話 初回投入開始
さて、いよいよ抗がん剤治療が始まりました。
私の受ける抗がん剤治療はTC療法、パクリタキセルとカルボプラチンです。
全くの初めてだから、どんな副作用がいつくるのとドキドキ。
汗をいっぱいかいた以外は何事も無く投与終わり。
普通に動けるので飲み物の補充のために一階に行きました。
投与中に、多めに水分を取るようにといわれたので
買い置きしてあったのを3/4は飲んだから、その後のチビチビ用に補充。
前にもチラリと書いたけれど普段の私は水分をあまり取らない。
まぁ、前の飲む下剤ほどは頑張って飲まなくていいけれど
抗がん剤が入った腎臓に負担をかけないためにも早く尿として出すために
いつもよりは多めに水分を取った。
副作用は明日から出るのかな?
今のところは何ともない。
つまり、これは抗がん剤投与が終わってベッドでくつろいでいるところで書いている。
投与が終わったら、シャワーも浴びていいという。
私はCVポートを入れたから、しばらくは入れないかと思ってた。
看護師さんが念入りにポートの周りに防水テープを貼ってくださる。
ポートは昨日みたいな痛みというか違和感は無くなってる。
良かった。昨日みたいな違和感というか鈍めの痛みがずっと続くようだったら
CVポートを半年間入れ続けることに挫けそうになるところだったよ。
今日の最初のルート取りなのかな、先生が針をポートに挿しに来てくださった時は
場所を探すためにポートの周りを押され、思わず「ウッ」と声を出しちゃったほど痛かった。
けれどその後は痛みは無くなっていき、今はほとんどない。
鎖骨辺りになんかあるな、ぐらいの感じ。
昨日は違和感とかで不安だったけど、やっぱりポート入れて良かったと思えてきたよ。腕が自由だしね。トイレでの採尿も手が自由だとやりやすい。
そうそう、抗がん剤を入れ始める辺りから、尿量を測ることになった。
個室だからね、トイレもついてるし
そこのトイレにトイレ用のシャワーも付いてるから、毎回計測した後のカップを即洗うことが出来ていい。
これ、個室じゃない人はどうしてるんだろうね
前回の浣腸の時も思ったけどさ。
というわけで投入初日は夕方の時点で何とも無く元気です。
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