第64話 抗がん剤治療入院1日目

入院しました。

そして午後から20分ぐらいかけてCVポートを埋めこむ手術をしました。


そう、私はこの手術というか処置があるから初日は抗がん剤を入れない。


この後、少し詳しく書くから痛い表現が苦手な方はスルーしてね。


処置をするベッドに乗って、血圧計などをつけた後

ポートを埋めこむのとは逆の方側を向かされる。


そして消毒をして肩から胸の上辺りに布を被せられた。

どのぐらい痛いんだろう?と緊張していたけれど

一番いたいのは麻酔を入れる時だった。

麻酔もね、チクっと刺す一瞬じゃなくて流し込んでるのか押し込んでるのかな?

針を刺して何秒間かは痛みが増す瞬間がある。


痛いには痛いんだけど声を上げるほどではない感じ。


そのあとは、麻酔が効いてきてるのか分からないうちに何やらグイグイとやたらと押されるの。


この時に、血管と装置を装着する作業をしていたみたい。

だから押されはするんだけど、まだポート本体は入っていない。


装着できたら、やっと本番みたいでまた範囲を広げて麻酔を追加するという。

この時、前の麻酔が入っているんだけど痛い。

やっぱり一番痛いのは麻酔が打たれている時だ。

(もちろん麻酔されてるおかげで、その後の痛みは感じなくて済むんだけどね)


本番ではポートを埋めこむためか、今度は何度も引っ張られる感覚がある。

引っ張れる方についていっちゃいそうになるぐらいに。

痛くはないんだけど、変な感じ。


そして入れ終わると最後は傷口を縫ってもらう。

これも変な感じなんだ。

麻酔が効いてるから痛くはないんだよ。

けれど、あ、縫ってる?と何となく分かるから痛覚くる?と

頭では思うんだけど、もちろん麻酔が効いてるからこない。


引っ張られたり、ひきつれたりするような感覚だけあって

処置は終わった。


麻酔が効いてるからね、特に右側の腕の感覚が少しまだおかしい。

そういったことがあるからか、行きは歩いて処置室に行ったのを

帰りは病棟の看護助手さんに車椅子で連れて帰ってもらった。








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