二日目には尿道カテーテルが外された。

という事は、毎回トイレに動く事となる。

子宮頸癌の手術だと子宮の周りを広範囲に切除するために

術後に排尿、排便障害が起こると本で読んだ。

私は子宮体癌の方で、手術は子宮単純摘出なので

排尿、排便障害はほとんど出ないと言われていたが

どうなるだろう？と気にはなっていた。

そうしたら、カテーテルを外して三時間ほどで尿意をもよおし

トイレにいってみると

思っていたよりも大きく勢いもよく出た。

手術前は、子宮が異様に大きくなっていたため

膀胱が押されていて貯めにくくなっていたが

子宮が摘出されたため、元に戻った膀胱が量を貯めれるようになったみたいだった。

ひとまず膀胱は大丈夫のようだ。

後は腸だ。

私は毎日、二回のスルリン体質なのだが

それは術後も戻ってくるのだろうか？

術後一日目は食事は無しだった、二日目から食事が始まる。

食べてないので、出るものも出ないと思っていたが

点滴だけでも出るらしい。

まず、したい感覚がまったくやってこない。

それは十分粥から始まった食事を食べた後も同じだった。

手術前にお腹を空にしてるから当たり前なんじゃないの？

と私は思っていたが、看護師さんは

まだかまだかと心配していた。

そしてマイルドな下剤まで出されたのだった。

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