第7話 処置と入院
紹介された病院は先ほどまでの病院と違い
先生も看護師さんも患者さんもご家族の方も、日曜の夜だというのに
人が多いところだった。
血液検査や尿検査など簡単な検査をした後
婦人科病棟の診察室に行く。
そこで行われた処置がとてつもなく痛くて
私はかなりの声をあげてしまった。
イメージとしては流産や中絶手術のミニバージョンを麻酔なしでする感じ。
あまりの痛みでダラダラと汗が出てきてしまう。
けれどこの時の処置をしてくださった先生は
私の気が紛れるようにとても優しく声をかけながら処置をしてくださった。
看護師さんも汗をぬぐってくれながら、やっぱり優しい声をかけてくれた。
この後、この時診てくださった先生の診断で
約一週間ぐらい入院することになるだろうと言われ
そのまま入院。
すでに消灯になった真っ暗な4人部屋の一つのベットが私の部屋となった。
明日、本来なら仕事だというのに
私の入院に必要なものを持って、また午前中にきてくれるという夫。
肺炎の時に、もう入院はしたくないと思っていたのに
それからほんの数年でまた入院することになってしまった。
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