雑学を仕入れたい方にはモッテコイの掌編です。でも、仙台の日和山の方は、何とも言えず、寂寥感を感じます。一方で、一本松の様に、跡形が残った所に勇気を貰える様な気もするエピソードです。天保山の方は、もし私が地元民であったなら、山岳救助隊に参加したいと思いました。洒落っ気の豊かな方達が集まっているのでしょう。星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。