第30話 結膜炎

また、涙目になった。

また、右眼だけだった。

今度ばかりは、手足を突っ張って抵抗する子を洗濯袋に詰め込んで病院に直行だ。

診断は結膜炎。人間で言うところのヘルペスに似た物らしい。

アレルギー性か、ウィルス性かは不明。

先生の経験からして、ウィルス性だろうという診断だった。

数日で治まるので、体に抵抗力はある。

あえて注射や目薬は使わずに様子見……。

アンチノールというサプリを奨められた。

この子に飲み薬……。

無理です!!

いや、でも、頑張るしかないのか?

寝ぼけている時に口に押し込んでみようかなぁ。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る