第29話 猫は喋らない
猫には、ちゃんと表情がある。
猫には、ちゃんと感情がある。
ただ、猫は喋らない。
真ん中の子が、急に右目だけ涙で濡れっぱなしになった。
右だけ半目になってショボくれている。
ネットで調べる。
流涙症かも・・と!
説明書きに、命に関わるものではないとあり、少し安心。
とりあえず、様子を見て病院に連れて行こうと決める。
人が居る部屋について回る子なので、リビングに布団を持ち込み、暖房をつけ、床暖もつけ、オイルヒーターまで動員して寝た。
翌日、ケロリと右目が治っていた。
逆まつげ? ゴミ?
まさかの、寒かった?
何だったの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます