第6話 消えた子猫達
片手の平サイズの子猫達が、両手の平くらいのサイズに膨らんだ。
まだ名前に反応する感じは無い。
なので途中で名前を変更したりした。
後は何度も呼んで刷り込みだ。
仕事先でも気になる。
電源コードとか噛じって無いだろうか。
流しとかに落ちて無いだろうか。
何かを口に入れて喉を詰まらせて無いだろうか。
そんな事を考えているから、家路に向かう足取りは早くなる。
夕食の買い物も大急ぎだ。
それでも、マンションの玄関扉を開ける時はそっと乱暴な音がたたないように開て、そっと静かに閉める。
部屋に、3匹の子猫達が居なかった。
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