オーバー

センターと同じ人類の文明が存在している。

センターからは正式には『上層世界』通称「新世界」と呼ばれる。



幾つかのセンター国家がオーバーに進行して領土を拡充している。(「新帝国主義」)←といっても城塞都市の建設。




オーバーの人間は自分たちの世界を「トップス」と呼ぶ。

(「アンダー=ボトムス」「センター=ミドルス」)




70年ほど前に発生した「グレートフォール」によって位相の壁が高次元断面で切り取られたことによってミドルス、さらにはボトムスと接続した。

世界に二箇所開いたホールから止まることなく食肉植物と菌糸植物がトップスに進出し、人類は各国家が建てた「城塞都市」の中に追いやられている。

食肉植物群は瞬く間に世界中を覆い尽くし、さらに世界の三割は菌糸植物が生み出した「ワンダー・フォレスト」に侵されている。

そんな中でも各国間の情報通信手段や移動手段は確保されており、日本を含む極東学術研究城塞都市群は未だに連合国の支配下に置かれていた。



人類は超能力を手にしている。

人類は人類の持病として「乖離性同一性障害」を持っている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Project-LOST『世界の構成』 新波 琴葉(熱) @AkiTomoya

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る