三年生の試合は、盛り上がった。

二年生の試合に一年生の虎太郎が混ざる事になる。

機体に乗り込んだ虎太郎は、試合の場へと送り出された。

対戦相手はサイの獣人型ロボ、ダイライノス。

合図と共にダイライノスが、突っ込んで来た！！

立会いで先手を打たれたトックミオー、低空ぶちかましで迎え撃つ！！

ガシャ！！・・・・ボン！！

ダイライノスの突進、直撃は避けたが左肩から左腕を爆砕される！！

「アメフトは相撲にも負けないぜ！！」

ダイライノスのパイロット、ジャックが叫ぶ。

「まだ負けちょらん！！」

残る右腕を回転させながら張り手をアッパーで突き上げる！！

ダイライノスの頭部の角を粉砕するトックミオー、ダイライノスは下がる。

「良い根性だ♪嫌いじゃないぜ♪」

虎太郎を気に入ったジャックは、機体を伏せるアメフトのタックルの構えだ。

対するトックミオーも、立会いの如く手を付き構える。

ダイライノスは機体を燃やし、トックミオーは渦巻く風を纏った。

両者、同時に突っ込む！！

火の玉と竜巻のぶつかり合いは、ドハデな大爆発を起こし両者共に機体を大破させて

引き分けと相成った。

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