色をつける

色をつける。

たとえば赤。

活動的な人、元気がもらえるもの、空に浮かぶ太陽。


たとえば青。

川の流れ、海、静かで大人びた人。


たとえば白。

純粋なもの。きれいなもの。空に浮かぶ雲。


たとえば緑。

山の木々、雑木林、穏やかな明るさ。


たとえば桃。

可愛らしいもの、愛らしいもの。甘くて夢見がちな人。


そんなイメージがある。

そんなイメージを元に色をつける。


でも、たまには可愛らしいものでも別の色をまとったり。

赤でも色が薄かったり濃かったり。


いろんな色を混ぜてみる。


全部混ぜると真っ黒になるけれど。

黒の中にも緑だったり青だったり。ちらりと見える色がある。


あの人は赤色っぽい、といっても。

その人にも緑だったり黄色だったりする部分はあるだろう。


一つの色だけでなく、いろんな色をみれたらいいな。

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ことのはあつめ 高遠忍 @sinobu_takato

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