呼び声
遠くから誰かが呼ぶ声がする
おーい おーい
振り向いても 誰も居ない
周りを見ても 誰も居ない
あっちへふらふら
こっちへふらふら
探したところ 誰も居ない
水を使っていると声がする
呼んでる気がして水を止める
何も聞こえなくてまた水を出す
やっぱり呼ぶ声がする
それでもだあれもいやしない
呼ぶ声だけがするのに
姿はどこにも見えやしない
ほんとうに声がするのか
確認するにも人が居ない
一人で生きてるわけじゃない
それでも独りで生きている
ほら また声が聞こえてくる
おーい おーい と呼ぶ声が
みえやしないのに声だけが
おーい おーい と呼びかける
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます