お茶を濁すページ・三
お茶を濁すページです。
既に公開されている分のネタバレがあるのでご注意ください。
パワー:Aだとかいった感じのデータでにやにや出来る方以外にはお薦めしかねます。
ハシュメールの<魔人>帳
エピソード3「この手、繋いだならきっと」より
『一条魁人』(能力値の斜線後は凌駕解放<
クラス:マギウス/マイト
<魔人>理解度:C
基礎能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、D-に相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF+)
パワー:D+、スピード:E-、テクニック:C-、ラテンシィ:A+
戦闘能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、Eに相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF-。クラウンアームズによる強化を含む)
白兵攻撃力:D/C-、疾駆攻撃力:D-/D+、遠隔攻撃力:B/B+
対白兵防御力:D/C-、対疾駆防御力:E/D-、対遠隔防御力:D-/D+
耐久:D+
クラウンアームズ
・ベリルラビリンス、腕輪、Cランク
・シールドリング、指輪、Eランク
凌駕解放
<
一条魁人は幼い頃、森に迷い込んだことがある。己を脅かす獣、束縛する植物、衣服に入り込む蟲、絶望的なまでに冷たく美しい夜空は、脆弱な存在に過ぎない人間と強大な世界との対比を癒えない傷として刻み込んだ。その畏怖はやがて裏返り、最強の味方として意識に居座るに至った。
北欧神話において九界を支えるトネリコの大樹の名を持つこの術は緑柱石の森を顕現させる。森を構成する疑似生命たちは<魔人>の基準からすればさほど強力ではないが、一条魁人のあらゆる行動を補助し、敵を傷つけ阻害する。
決して派手な効力はないものの、偽りの森は再生速度が破壊速度を上回る限りは無限に主を補佐し続け、勝利へといざなう。
備考及び評価
幾つもの街、市の暴力を統括する小覇王。
凌駕解放<
基本的に強者として君臨してきたが、己と相対した者の抗う様からも戦い方を吸収し続けたため、数値的な評価よりも高い戦闘能力を発揮する。基本的には迷いも油断もない、優れた<魔人>。戦略的に優れていた赤穂裕徳とその場の戦闘において高い感性を示した森河皓士郎のちょうど中間と言える。
切り札である<
『神野修介』(斜線後は天剣『藍佳』抜剣時)
クラス:ナイト/ライトニング
<魔人>理解度:E
基礎能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、D-に相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF+)
パワー:C、スピード:A-、テクニック:E-、ラテンシィ:E-
戦闘能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、Eに相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF-。クラウンアームズによる強化を含む)
白兵攻撃力:E/D+、疾駆攻撃力:D-/C、遠隔攻撃力:F+/E-
対白兵防御力:F-/F+、対疾駆防御力:E-/D、対遠隔防御力:E+/D+
耐久:D-/D+
クラウンアームズ
なし
凌駕解放
<
神野修介は力を求めている。今すぐにでも諸角藍佳をすべてから守りたいとの願いのため、何もかもをできる限り早く得ることを望んでいる。一足飛びに結果を欲する心は己自身が及ばぬならば世界を改竄すればよいという結論に至らしめた。
北欧神話において太陽を喰らう怪狼の名を付けられたこの力は断続的に二点間の距離をなくし、そこを通過する際に方向を自在に定めることができる。事実上、追って追いつけない<魔人>はいない。
ただしまだ単独で成し得ているわけではなく、諸角藍佳の協力を要する。
備考及び評価
チームにおいては標的の追跡と確保を行う。通称<
諸角藍佳とは幼馴染。<ナイト>であるのは当人がそこに守護のイメージを抱いたから。(そんな能力は付けていない。ごめんね。)
性急で空回りが多い。思考力を始めとして幾つもの精神活動において諸角藍佳に大きく勝るのだが、基盤となる知識や認識が弱いためあまり発揮できていない。
得手は卓越した知覚力と、それを核とした障害物を利用しての三次元機動。総じては荒削りとしか言いようがないものの、磨けば化ける。
凌駕解放は方向転換を含んで縮地を行う<
『諸角藍佳』
クラス:ブレイドメイデンゲイル/アサシン
<魔人>理解度:E
基礎能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、D-に相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF+)
パワー:D+、スピード:B、テクニック:C-、ラテンシィ:E-
戦闘能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、Eに相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF-。クラウンアームズによる強化を含む)
白兵攻撃力:E、疾駆攻撃力:E+、遠隔攻撃力:F+
対白兵防御力:E-、対疾駆防御力:E+、対遠隔防御力:E
耐久:E
クラウンアームズ
なし
凌駕解放
<
戦闘において諸角藍佳は神野修介の力となることだけを考えている。その心は神野修介の凌駕解放である<
ただ、このような例は他にない。四十九名のブレイドメイデンの中でも彼女だけである。
備考及び評価
チームにおいては砲撃担当メンバーの護衛を主に行う。ただし不満な模様。
神野修介とは幼馴染。執着じみた想いの強さを持っている。
基礎能力自体も高いには高いが、それ以上に努力家。ただし感情を基準に判断を行うきらいが強く、勘が鋭い替わりに理屈が通じにくい。
実際にとる行動としては白兵戦闘を好み、特にカウンターをとることを戦術の中心に置く。能力的には高速機動からのダメージの蓄積を効率的に行えるはずなのだが、基本的に神野修介とともに行動するため、役割分担の都合上より得意な彼に任せる。
四十九名の
凌駕解放も、己のものというよりも神野修介の補強的な力を行使する。
『<
クラス:グラップラー/ストライカー
<魔人>理解度:A
基礎能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、D-に相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF+)
パワー:B、スピード:D+、テクニック:C、ラテンシィ:C
戦闘能力(限界能力に達した標準的な<魔人>が存在した場合、Eに相当すると推測される。現<魔人>の中央値ならばF-。クラウンアームズによる強化を含む)
白兵攻撃力:B+、疾駆攻撃力:B-、遠隔攻撃力:B-
対白兵防御力:B-、対疾駆防御力:C+、対遠隔防御力:B-
耐久:B+
クラウンアームズ
・タナトスクロウ、手袋、Aランク
・ニュクスヴェール、インバネスコート、Bランク
・ヒュプノスアミュレット、護符、Aランク
凌駕解放
<
<
カナン神話において、殺された愛しい兄神の死体を喰らい死の神をも葬り去った女神の名を持つこの術は、死の瞬間に発動して己を殺すものを葬り去る。死すら殺す呪いであり、あらゆる凌駕解放の中でも指折り数える威力と素因性を有する。<魔人>では防ぐもかわすも叶わず耐えるしかないが、生き残れる者は皆無に近い。
備考及び評価
<
ただし<魔人>としたのは、リュクセルフォンではなく、おそらくはエクサフレア。
<
自覚はないが高いカリスマ性を備えている。嗜好さえ除けば大らかで面倒見のいい青年であることもあって、主に同性を心酔させやすい。また天性の洞察力を有してもおり、<魔人>の在り様を的確に把握している。
己の美学に従うせいで脆そうにも見えるが、まったくの逆。<魔人>と成る前から十年以上にわたって<災>や歴戦の軍人を相手に死線を潜り続けて来た精神は柔軟かつ強固。『本物』のような言動をしていながら、決して望みに呑まれることなく従えていることからもそれは窺える。
戦闘能力は極めて高い。かつ殺し合いに関して自由であり、より力強い者、より速い者、より巧みな者があろうとも最終的に勝ち残ってしまえる。
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