黒き勇者の異端伝説（スペルエラー）

第3話幕間 登場人物・世界観紹介

登場人物

クロト 18歳 男

主人公

両親はすでに他界しており、そのショックからか、9歳までの記憶がない。

中立国パーシの国境沿いの小さな村に親戚のおじさん、妹とともに生活していた。

若者たちが首都に憧れ村を離れていくのに対し、親戚のおじさんへの恩返しをするため、村のため、おじさんのために日々汗を流していた。

クルル 15歳 女

主人公の妹

中立国パーシの小さな村にて、兄、親戚のおじさんとともに生活していた。

料理、裁縫、掃除ともにパーフェクト。兄の事になると冷静さを失うこともあるが基本的に歳の割に非常に落ち着いている。

誰に対しても丁寧で基本的に敬語で話す。

ガーフ 63歳 男

親戚のおじさん

中立国パーシにて甥や姪と共に静かに暮らしていた。

昔は冒険者としてそこそこ名が知れていた様だが最近の悩みは老いで体が以前の様に動かせないこと。

何を知っている様な口ぶりだったが...

暗黒騎士セルウィンと交戦し、亡くなる。

暗黒騎士セルウィン ？歳 男

黒ずくめのピエロのような格好をした男。

奇抜な容姿、言動が目立つ。異常者。

魔物を率いて中立国パーシの小さな村を襲う。

何か目的があったようだが...

巫女 シェーラ 18歳 女

金髪碧眼の前世の美少女。どこか温かい雰囲気を纏っている。

神聖帝国バルディアの巫女。

本作開始の3日前より勇者誕生の神託を受ける。

用語説明

大陸

４つの大国(獣国ガルガンド、ドラグロア帝国、神聖教国バルディア、鉄潔国スメラギ)と小国群からなり他の島国、小大陸などからは大陸と呼ばれている。

中立国パーシ

４つの国の間にある、中立国。

大戦の休戦とともに四国の緩衝国として中立国となる。

大戦

20年前に休戦したドラグロア帝国と他三国の間で行われた戦争。

当時のドラグロア皇帝は自らを魔王と名乗り、他三国に宣戦を布告。

当時の勇者が魔王を打ち倒し、休戦状態となった。