11/28 ランキングについての脈絡のないお話
南雲麗です。今日はランキングについて少し話してみようかなと。ランキング、あらかたの皆様にとってはエベレスト並みに高い山だと思います。無論、俺にとっても。
ではこのランキング山について俺なりに思う身も蓋もない話を一つ。それは。
『ランキングの山は需要と供給、そしてコネクションと宣伝結果で構成されている』
――いきなりぶっこんだ気がするが、大丈夫か?
――大丈夫じゃない、問題だ
ふるーいネタは置いておきまして、まあこれについては「あくまで私見である」という事を宣言しておいて続きをば。と、いっても少々の与太話ですけど。
現代の何処か。非常に面白い設定や独創的な展開を書きこなし、文章力も高い、しかしへそ曲がりで流行りモノを書けない上に、『俺の文章を読めば分かってくれる』と言って宣伝もしないAという作家が居りました。
一方、展開はベタで王道、筆致はお世辞にも素晴らしいとはいえませんが、読者のニーズを見抜くセンスに優れていてTwitterや近況ノートで巧みに会話のやり取りもこなすBという作家が同じ時代に居りました。
さて皆様。正直にお答え下さい。
・数撃ちゃ当たるとしてどっちが当たる可能性が大きいですか?
・どっちの方が皆様の目に止まる機会がありますか?
多分、きっと。Bの方だと思います。私の答えはBです。
……。自分で書いといてなんだが、本当に身も蓋もねーな、これ。
まあ、物書きなんて公開(ピー)だしどうせ公開(ピー)するならセコセコ隠れてヤるより「俺の歌を聞けぇ!」バリの勢いでヤッた方がマシなのかもしれないわな。うん。
とかなんとか黄昏れていましたが置いておきまして。極論アレですよね。最終的に趣味一本で行かないのなら結論は一つだと思います(趣味一本なら自分の道を行けばいいだけだしね)。
『時代に乗るか、時代を待つか。或いは時代を作りに行くか』
これは全て自由です。別にラノベにこだわらなくてもいいと思います。カクヨムロボ勢はおそらく時代を作りに行きました。自分の道を貫いて時代を待っていると思しき方もよく見かけます。そして俺は、敢えてラブコメを書いて時代サーフィンを試みました。自分の軸や道をまだ持っていないので。
ただ、自由には責任が伴います。選んだ道が認められなかった時に汚いものを残さない。それがせめてもの物書きの矜持なのかもしれません。
そんな自戒も込めまして、今日の徒然はこれにて。
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