　文筆家は、芸術家の顔を持つ。

　自己表現を得意とする。

　いかに、自分自身と向き合えるか。

　どれだけ、自分自身をさらけ出せるかが大事である。

　一個人をして、普遍的な人間らしさの一端まで、たどり着ければ上等だ。

　エンターテーナーは、芸人さんの顔を持つ。

　笑わせること、楽しませることが好き。

　他人の幸せを自分の喜びにできる、優しい人たち。

　ジャアナリストは、伝え手と探求者の顔を持つ。

　常に誠実。

　物事に対して、真摯に向き合う。

　その姿勢は、少し、科学者と似ている。

　みんな、違って、みんな、ほしい。

　技術はそれ自体が輝く。

　人を魅了する。

　他人のために使われるのであれば、より美しさを増す。

　承認欲求のために使われるのであれば、途端に醜く汚れてしまうけれど、それでも、崇〈あが〉める者はなくならない。技術そのものが、色気を持つからだろう。

　日本刀や大吟醸のように、極限まで、研ぎ澄ませてみたいものだ。

令和元年8月27日（火）くもりのち雨

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい