『ミステリー・アリーナ』ミステリマトリックス
バカパクの4・3
(インパクト:4 バカ:3)
舞台設定、内容ともに「バカパクの5・5」でないことを意外に思われましたか? 私個人的には、本作を「インパクト」と「バカ」に全振りにしてしまうことには葛藤を憶えます。作者、深水黎一郎の他の著作を読んでいれば、いえ、作中で展開された推理合戦を読んでも明白でしょうが、この作品に対して感じる「バカ」は、「バカの皮を被った知的」であることが見え見えだからです。それに作品の根底に、言いようのない「哀しみ」がちろちろと流れているようにも感ぜられて仕方がありません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます