パーソナリティズ:ネコ&ネズミ
本稿は『The Show Must Go On』に登場したふたりのヒロイン“ネコ”と“ネズミ”の紹介記事である。
* * *
“ネコ”
「おっと変なヤツ大賞〜♪ キミってもしかして、ヴィランですかにゃ〜?」
都内の公立高校に通う1年生。遊び人肌だが成績は優秀。
彼女はレネゲイド・ウォーで両親を失っており、児童養護施設で育った。そこで出会った2歳下の“ネズミ”根津望のことは、実の妹のように大切にしている。
なお、両親を殺害した残忍なヴィランは、音子の両眼をも奪っている。だが、その極限状況が彼女をオーヴァードへ覚醒させた。彼女が得た力は、新たな“眼”……魔眼〈メイルストロム・ゼロ〉。憤怒の凝視は、憎きヴィランを粉微塵に葬り去った。
その後、紆余曲折を経て、認定ヒーロー(候補生)となった。現在の夢は、みんなを守るヒーローになること!
★DATA★
性別:女 年齢:16
ブリード:クロスブリード
シンドローム:バロール/ハヌマーン
ワークス/カヴァー:ヒーロー候補生C/ネコギャル女子高生
【肉体】2 〈回避〉2
【感覚】2 〈知覚〉1〈芸術:ギター〉2
【精神】6 〈意志〉1〈RC〉3〈知識:アニメ〉2〈知識:ライト文芸〉2
【社会】2 〈情報:ヒーロー〉1〈交渉〉4
【HP】30 【行動値】10 侵蝕値:55%
エフェクト:
〈黒き鉄槌〉3、〈因果歪曲〉1、〈振動球〉1、〈怒涛の旋風〉5、他
* * *
“ネズミ”
「そ、その情報なら、じ、自分が調べておきました……フ、フヒヒッ!」
小柄で痩せっぽちの中学2年生。内向的な性格で、人前に出ると挙動不審になる。しかし、ごく少数の身近な人間(“ネコ”音子々音子や“エピタフ”墓守清正など)には心をひらいているようだ。
ウェブを介した調査と空間操作の異能に長けるが、本人の自己評価は極めて低い。
レネゲイド・ウォーによる難民として、大陸から日本に逃れてきたが、彼女自身は、その頃のことをほとんど覚えていない(過酷であったことは確かだ)。
本名は不明。根津望という名は、日本での生活の便宜上、与えられたものだ。
本人のアイデンティティは、ストリートチルドレン時代につけられた、“ネズミ”という渾名にあるらしい。
現在は、“エピタフ”墓守清正のサイドキックとして、健気に働いている。
なお、通常ステージの“ネズミ”
★DATA★
性別:女 年齢:14
ブリード:クロスブリード
シンドローム:ブラックドッグ/オルクス
ワークス/カヴァー:ハッカー/中学生
【肉体】2
【感覚】2 〈知覚〉1
【精神】4 〈意志〉1〈RC〉2〈知識:ゲーム〉2〈知識:ウェブ〉3
【社会】2 〈情報:ウェブ〉3〈情報:UGN〉2〈情報:裏社会〉2
【HP】28 【行動値】8 侵蝕値:35%
エフェクト:
〈解放の雷〉3、〈強化の雷光〉1、〈セキュリティカット〉1
〈タッピング〉1、〈猫の道〉1、〈透明存在〉1他
『The Show Must Go On』 田中天 @TANAKA_TEN
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