24.勇者の装備は豪華らしいですよ

おい!マナ!あれを見ろ!あれは20層のボスの前の中ボスじゃないか?きをつけ…」

「星魔法:グングニル」


グオオオオオオオオオォォォン


「…ろ…よ…お疲れさまです…」


バアアアァァァァァン


「おちつけ!どんだけ打ってんだ!また前のようにMP切れするぞ!?」

「大丈夫。MP消費量250程度だし。そこまで打ってないし、すぐ回復するから。」


そういう問題じゃないんだよなぁ。

現在俺達は20層のボスを倒しに20層をすすんでいるわけだが、さっきからマナ無双が激しすぎてやることがないんだが?ヘルプなんだが?

ていうか20層前に中ボスがいるとは聞いていなかったから警戒した俺が馬鹿なの?

今頃妖精王ゼパルさんドン引きしてんじゃないのか?


バアアアァァァァァン


本当にダンジョンが壊れないようにできててよかった…もし壊れるようにできていたら今頃俺は化石になっていただろう。


バアアアァァァァァン


「ああ!うるせー!やっぱり打ちすぎだボケ!加減しろ!加減!親がないているぞ。」

「さっきから文句ばっかいって!いいじゃない私がこうやって倒している中アカツキはどんどんレベルアップして、’なんもやってない’のにうるさい!」


グサ!グサグサ!


「やらせてくれないからだろおお!」

「えっ。やりたかったの!?そうか、そうか、ごめんね。ただの人任せのクズだと思っちゃった。20層のボスまでやってね!」

「えっちょっちょっまっま」

「やりたいっていったのはそっちだからね!別に文句ないでしょ?」


ああ!やってやるとも!

俺はヤケになって敵をバッタバッタと倒そうとした。


「やってやろうじゃねえか!おらああああ!今までの俺の働いていない分をお前に叩き込んでやるわ!このくそグールが!」


俺は刀に闇属性を付与し、閃光を使って相手をひるませ相手が縦横無尽に攻撃しているのをくるりとかわし、後ろに回って首を切った。


「ほらな!やればできるだろ?」

「おっそいわねー。20秒もかかっているじゃない。そんなんじゃいつまでたっても進まないわよ!早く進化させようと私が無理をしてでも敵を早くたおそうとしているんだから。アカツキはおとなしく後ろで見てなさい!ポムとポンタロウ達で充分!」

「だそうですがマスター。私はしばらくマナさんについて生きますね。」

「マスター!僕もいきますね!」


…俺からタレット2機は離れていった。

クソおお…俺が召喚してやったのにいい…ポムだけだよ…おれの近くにいてくれるのは。


スタスタスタスタ


「あらポムも一緒に行きたい?ならいきましょ。」



「調子のってすみませんでしたぁ!だから俺を仲間はずれにしないでくれええええ。」


意外と一人ぼっちは嫌なアカツキであった。


======================


「タケル、つぎどこいく?」

「うーん…とりあえず北にすすむか。あのダンジョンはもういやだからな。」

「なあなあなんでいやなんだ?教えてくれよぉ」

「まあいろいろな」


妖精王が現れてチビったなんて言えない。

俺ことマツモトタケルは今帝国の方にいる。仲間集めのためだ。

一応勇者ということを明かしたことを前提に協力してくれる仲間を探している。

つってももう一人はみつかったけどな。

貴族の息子らしくて完全に防御型。おれと最高に相性がいい。しかも俺が勇者って明かしてもタメ口のままだ。最高のパートナーだろう。


「武器買いに行かね?なんかタケルが行ったダンジョンに武器が沢山おちてたらしいじゃん。しかも王宮の鍛冶職人レベルの武器が。」

「あ、ああ合ったなーそんなものも。」


あれか。くっそ弱い武器からなぜそこにあるの!?ていう武器まであった謎のボス部屋が合ったな。

でも僕が持っている聖剣イグレシアスよりは弱かったので拾って居ないが。


「いいよなータケルは。超強力な聖剣イグレシアスつかってるし防具も最強クラスだろ?龍鳳の鎧とか、アダマンタイトクラスの冒険者がつけるような代物だぞ?たしかにタケルはついさっきプラチナにあがったけどよ。」

「仕方ないよ。魔王を倒すための兵器として使われているんだ。これくらいの見返りがないとね。」


ちなみに僕が使っている装備の強さはこれぐらいだ。


「聖剣イグレシアス」


攻撃力2000+天空属性付与

素早さ500 発動条件、戦っていること


『スキル』


「流星切」


イグレシアスを使う人のレベルによって強くなる。

流星切→天空切→破滅星切→超銀河切→イグレシアス・エクス


聖剣イグレシアス


成長する聖剣。使う人の強さに依存する。

攻撃力:最低200、最高∞


元は魔王が使っていたもの。歴代勇者が討伐したことにより王国のものに。

魔王がつかっていたときの攻撃力は推定20000ほどだった。

ちなみに流星切を他の武器でやると魂が代償として発動される。(流星群と同じようになる。)


龍鳳の鎧


防御力:1000

素早さ:300


獲得スキル


「龍体質」


アダマン体質とは別に魔法耐性が高い。


龍の逆鱗や心臓から作られた極上の一品。

これを作れるのは王宮の鍛冶職人でも非常に困難。

この防具には特殊能力があり、この防具はなんでも吸い取ることができる。

素材によって強化する。

最大∞



だ。


俺が「成長する勇者」と言われたことがあるように、装備も成長する。

つまり一番強くなれる可能性があるというわけだ。

実際現時点で俺より強い人は山ほどいる。今の俺じゃ龍にも勝てないだろう。

しかし時間がたっていくにつれ、俺の力は比例して伸びていく。

つまり最強!!


「フハハ…」

「どうした、急に。」

「いーやなんでもない。この先の人生楽しそうだなって思っただけ。」

「そりゃそうだろう。なに当たり前のこと思ってんだ。」


こいつわかってないんだろうな。

そんなことを思いながらアカツキたちと真反対の北へ向かうタケルたちであった。




名前:アカツキ

 種族:l%;「=ゴブリン

 Lv:92/100

 HP:4200/4200

 MP:200/200

 攻撃力:1(+230)

 防御力790(+350)

 魔力:1(+40)

 素早さ:1(+105)(召喚獣+100)

 スキル

「鷹の目lv3」

「アダマンタイト体質lv7」

「経験値UP率増加lv10」

「召喚獣強化lv5」

「ライダーlv10」

「魔力操作」

「召喚:シバドッグ」

「召喚:タレットインディション」

「鑑定lv5」

「闇魔法lv5」 lv2UP

「鍛冶lvMAX」

「見切りlv7」

「閃光」

「鬼神無双」現在封印中な模様

称号

「転生者」 「不運者」 「自我魔物」 「ユニークモンスター」 「奇跡なるもの」「乗車省略」「相棒」「ライバル」

 スキルポイント:155


名前;マナ

 種族:エンジェル

 Lv:87/100

 HP:3122/3122

 MP:3376/3376

 攻撃力:142

 防御力:125

 魔力:656(+400)

 素早さ:422(+150)

 スキル

「フライlv22」

「魅力lv10」

「回復魔法lv10」

「星魔法lv6」lv1UP

「MPUPlv25」lv5UP

「魔力lv23」lv3UP

「人化lv1」

「流星群」(MPすべて消費)

称号

「ユニークモンスター」「迷子の妖精」「相棒」「天使」

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