6.王国が動き出したらしいですよ

「レベリングするかとは言ったがどこかないかなー」

「ブルーイッモは弱すぎて経験値にならないし..」


そうレベリングしようとは思った。しかし狩場がないのだ。ブルーイッモでもいいが、もしファルコンがきたら終わりだ。

そうして俺たちは悩んでいるのである。


「うーん...何かの巣を探さないと効率よく稼げないわよ。」

「そうなんだよなー」


マナに外の様子を見に行かせたのだが...孤立した魔物の森のようだ。

ブルーイッモの巣があったのは本当に奇跡だったらしい。

あああああー!どうすることもできねえぞ!

前にも言ったように孤立した魔物は強い。

だから今の俺達で外の化物共に勝てるかどうかわからない。


「「う~ん...」」


ピキーン!!


「そうだ!」

「ど、どうしたの?なんかいい案見つかった?」


この世界は剣と魔法のファンタジーだ。定番の建物があるだろう!

そう!!”ダンジョン(迷宮)”だ!!!!


「ダンジョン行こう!そうすれば俺たちと同じぐらいの魔物もいるかもしれない!」

「...馬鹿じゃないの!?この世界は4つの大陸で成り立っているの!」


やっぱなん大陸かあるのか‥!ワクワクがとまらんぞ!


「東は黒髪黒目のめずらしい種族が住んでいるの。SAMURAIとかそんな職業があるらしいわね。」

「北には暗黒の地というのがあるらしいわ。魔王とやばい魔物が住んでるらしいの。」

「南は王国があるわ。王国は歴史が長くて冒険者ギルドとかが多いわ。」

「西には帝国があるのよ。その帝国が厄介でダンジョンを独占したの。」

「お、おう」

「まず世界にあるダンジョンは大きい迷宮が7つ、小さいダンジョンが15ほどで形成されてるの!」

「帝国は大きな迷宮の6つを独占したの。あと1つは暗黒の地にあるらしくて近づけないようなの」

「小さなダンジョンもせいぜい4つぐらいしかないわよ!!!!」

「ふぅーー...」

「なるほど。それで?」


マナは呆れた顔で俺を見て言った。


「こんなところにダンジョンがあるわけないでしょ!!」

「わからないじゃん!」

「ないの!」

「じゃあ外の様子見てきてよ!もっと深くまで!」

「どうせないのに...まあいいわこれでなかったら何か頂戴ね!」

「ああ!いいよ!」


上げるものなんてないのにムキになってしまった。

でも俺の勘が言っている。ダンジョンは絶対あると...


「俺の勘なめんなよぉ!」


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そのころ...ミディア王国では...


「なに?またダンジョンを見つけただと?」

「はっ!ロンリーフォレスト(孤立の森)の南西に小さなダンジョンが」

「もう良い。報告ご苦労であった。」

「ギルドマスターのフェンガー様がこちらに向かってくるそうです。」

「分かった。」


はあ...帝国のせいで一気に衰退した王国になぜここまで追い打ちが来るのか・・・


ガチャッ


「失礼します。ギルドマスターのフェンガーです。今回はロンリーフォレストの件で・・・・」


はあ...この王国でいつになったら安堵できるんだ...ハゲるまえに平和になってくれええええ!!


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現在のステータス


 名前:アカツキ

 種族:ゴブリン(レアライダーゴブリン)

 Lv:1/30

 HP:189/189

 MP:73/73

 攻撃力:46(+25)

 防御力:36(+15)

 魔力:48

 素早さ:21(+召喚獣)

 スキル

「暗視LV5」

「体格lv3」

「筋力lv5」

「経験値UP率増加lv5」

「召喚獣強化lv5」

「魔力lv5」

【ライダーlv3】

称号

「転生者」 「不運者」 「自我魔物」 「ユニークモンスター」 「奇跡なるもの」「乗車省略」「相棒」

 スキルポイント:52


名前;マナ

 種族:妖精エンジールフライ

 Lv:8/30

 HP:61/61

 MP:128/128

 攻撃力:13

 防御力:8

 魔力:66(+50)

 素早さ:43

 スキル

「フライlv10」

「魅力lv3」

「回復魔法lv3」

「光魔法lv3」

「MPUPlv10」

「魔力lv10」


称号

「ユニークモンスター」「迷子の妖精」「相棒」

 スキルポイント:81

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