第6話「無言の圧力」

好きな男でもないものを


誰が 好き好んで


春など売るものか



大金積んで


乞い願うなら


場合によっちゃあ


売るかもしれないが


見知らぬ男に


誰が売る


誰が 好んで


春を売る



売るには売るの 訳がある


権力どもが 蓋をした


暴力よりも たち悪い


それは何かというならば


無言の圧力と言うものだ



権力どもは


化粧して


歴史の闇に 埋もれさす


そう すべては闇の中


深く 悲しい


闇の中・・・




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