第一章 天閃学園入学篇

第2革 革命の起こし方

 仰向けにベッドに寝転がりコミュアプリを開く。


 いつものように仰々しく黄色と白のラインで装飾された、話題ランキングトップ100を選択して閲覧を始める。体がベッドの上に敷かれた布団へと沈み込む感触。

 トップには代わり映えしない芸能人のゴシップや、政治、生活の話題がうだうだと並び続けている。俺はそんな話題を流し見て、自分の目の前で緩慢に人差し指を上に数回弾いた。


 画面がスクロールし、次々と上位の話題が表れては消えていく。

 そうして100番目の話題へと到達したところで、画面は走るのを止めた。


「開幕戦、新緑ファイヤーズ打線崩壊の黒星スタート……?

 プロ野球開幕戦か、今日の100位は全然ダメだな」


 誰に話しかけるでもなく小声でそう呟き、スクロールさせる為に上げていた腕を下ろし、次の話題へと視線を移した。

 これが俺の最近の日課である。


 話題ランキングを一番下まで引っ張って、100から順番に50位までの話題をチェック。

 気になった話題があれば詳細を確認するが、基本的にトピック本文を読むだけ。

 そのあとに続くトピック参加者のコメントは読まない。たまに読んでも流し見るだけ。

 自分もコメントを投稿して話題に参加しようという、アプリ本来の使い方はほぼ皆無だ。

 日課というほどのことでもない、ただの暇つぶし。


 電子新聞の見出しだけを読む人は多い。

 俺のこの日課は、そんなものとは比較にならないくらい次元の低い行為だと思う。

 いや、ランキング上位から順序正しく読むのならば、あるていど話題の共通性から比較になるのかもしれない。しかし、逆の一番最下位の話題から読んでいるのだ。

 あまのじゃくである、としか言い表し難い日課。

 そもそも比較することすらできないことかもしれない。

 けれどその手軽さと、天邪鬼、いや中二病か、そんな加減が俺には心地よかった。


 「中二病、結構けっこう」


 実際には中三だけどな、と心の中で自嘲を交える。更に言えばあと数日で高校一年生となるのだが、俺が中二病を晴れて卒業し、高二病に罹患する様子は今のところない。


 表示されている話題を読み終えて、再び右腕を気怠く持ち上げると、眼前にある画面の前で指を斜め上に引いた。


 しかし、100位からしてあまり興味のわかない話題だったが、今日はいつにも増して興味がそそられるような話題がない。

 いつもならば10個に一つくらいは、俺の好奇心を刺激する話題があるはずなのだ。

 だというのにいまのところ収穫は0。俺は今日のような日をハズレの日と呼んでいる。

 今日は久々にハズレの日かーなどと考えつつ、再び次へと画面を送ると、80位から71位のトピックが画面に表示された。

 軽く気落ちしながら新たに表示されている80番目のトピックへと視線を移す。


 『研究用小型AGNエンジン試作へ――欧米の研究機関が連携』


 おぉ《AGNエンジン》! これは前に見たことがあった。

 たしか超大型ブラックホールの活動原理を模して作られるという、研究用新型エンジンだ。


 小型エンジンと言っても、実態は東京ドームがいくつも建てられるくらいの広い敷地面積を用いた大規模研究施設だったはずだ。元は地球の大きさと比べるべくもない、宇宙にある巨大ブラックホールなのだ。それに比べれば十分に小型である、ということらしい。


 21世紀始めに発見されたヒッグス粒子以降、遅々として進まない科学がついに再び歩み出す第一歩として期待されている研究である。

 科学技術の進歩という明るい話題は、中二病な俺にとっても同様であり興味は尽きない。


 さっそく詳細を確認しようと、俺は右腕を素早く上げた。

 そしてAGNエンジンのトピックへのリンクを選択しようとする。

 が、そこで腕を止めた。

 そのすぐ上の79番目の話題がふと目に止まったのだ。


『革命の起こし方』


 それはどうしようもないほどに異彩を放っていた。

 俺が話題ランキングを下から読む日課を始めてから二年以上経つが、こんなトピック名をランキングで見ることはなかった。短いトピック名というだけならば少数ながらある。


 しかしその場合は、『今日のご飯』『机にチョコが・・・!』といった、生活や一発ネタに関するどうでもいい雑談がメインなのだ。

 前者ならトピック投稿者を筆頭に、ずらずらと今日食べた食品名の記載や茶飲み話。

 後者であれば、『バレンタインなのにゼロ(´・ω・`)』といったオチの後に、自慢や罵倒が入り乱れたどうでもいい会話が続く。


 短いトピック同様に、ハードな話題のトピックというだけならば、政治や経済に関するお題目はランキングトップ付近にいくつも転がっている。

 けれど難しい話題はAGNエンジンのトピック名のように、マスメディアが提供するニュースが主体であり、トピック名はきまって長いのだ。


 トピック名が短文で、『革命の起し方』なんてハードな話題がランキングに乗っているのは本当に稀だ。

 その奇異さに吸い込まれるように、俺は件のトピックを選択した。

 数瞬の読み込みの後、滑らかなアニメーションでトピック本文が画面へと姿を見せる。


『貴方ならどうしますか?』


 たった一文だった。

 トピック主が本文へ書いていたのはこれだけだった。


 革命の起こし方なんて聞いて何をしようというんだ、さてはネタトピの亜種か?

 余りの奇妙さに眉をしかめつつ、それに続くコメントへと目を配る。


 2/いやっしゃあぁぁぁあ、3げとおおおおおお。


 3/1が自爆テロ。はい、クソトピ終了。


 5/今日のクソトピは此処ですか?


 11/>2pgr。


『>3へ。

 自爆テロですか、標的は誰でしょう?

 しかし標的が誰であれ、単発で終わってしまうのならば革命を起こしたとは言えないと思います』


 19/ネタにマジ返(へん)かよ、最近ではあまり見ない>1だな。


 23/>2はどれだけ急いでいたのだろうか。


 37/俺ならまずは資金集めに銀行強盗でもするかな。


 41/>37。強盗なんてする奴に付いてくやついんのかよ。その時点で論外。


 47/昨今、本当の意味で成功した革命なんて皆無。一時的には成功してもその後に内乱状態に突入したような事例ばっかりだ。馬鹿なこと考えてないで寝ろ。


『>37へ。

 銀行強盗ですか、確かにゼロから始める場合には資金は重要ですね。

 >47へ。

 例え内乱へと繋がったにせよ、革命そのものは成功したと言えるはずです。

 完全とはいえないにせよ成すことに意味があると思うのです、何もしないことに比べるのならそれでも』


 59/良トピの予感。


 61/盛り上がってまいりました。


 73/>1はどうやら革命に賛成らしい。俺としてはやれるものならやってみろと言いたいね。いい加減に今の日本には飽き飽きしているのは事実。もし行動を起こすのならば誘って欲しいもんだ、メッセージを送っといたから良ければ頼むわ。


 101/完全でなくていい? 無責任に革命なんて綺麗な言葉は使うな、それはテロだ。


『>73へ。

 メッセージは確認しました。

 >101へ。

 テロリストであると言われれば、確かにそうなるでしょうか。

 しかし革命とテロは歴史上でも表裏一体。勝てば官軍ではないですが、後世の歴史家達が判断していけば良いことです。テロであるということそれ自体は否定しません』


 167/テロでいい……だ……と……?


 211/ >1通報しますた。


 ……。

 最初こそ、ネタスレのように>1を揶揄する書き込みがポツリポツリと続くのみ。

 だが投稿主が返信を繰り返すと共にトピックは徐々に熱を帯び、まともな議論や意見が増える。時間が進むに連れ、返信の書き込みはどんどんとその勢いを増していた。


 しっかし、なんだこれ。立て逃げってわけでもなく、ホストは結構律儀に返信してるし。

 なんかメッセで直接やり取りしてる奴も何人かいるっぽいな。


 俺が今使っているコミュアプリ、アプリ名、《ドゥーイング》は話題投稿機能やそれに対する返信機能のほか、メッセージ機能があり、国内第三位のシェアを持つコミュアプリだ。

 個人メッセージ機能の使用者は、特に仲の良い友達や恋人同士など。

 そしてこのアプリの利用者の大半は10代の若者。

 そんな若者たちに一番多く使われているのは、グループメッセージ機能だ。

 複数人のグループで共有した空間で。メッセージのやり取りをすることができる。

 トピックが終了した後も、人気の話題はグループメッセで熱心な者達により話が続けられていることも多い。


「……暑いな」


 右に寝返りを打ち体を横向きにすると、コミュアプリが表示されている画面がすーっと透明度を増していく。装着者の動きを検知したデバイスが、UIの透過率を変えたようだ。

 ベッドの小脇に置かれたテーブルが視界に入る。


 テーブルには、ベッド裏にある電源へと繋がる太めのケーブルが1本。年代物のリモートコントローラーが2つ。それらが乱雑に置かれていた。

 俺はリモコンの片方を手に取ると、冷房と書かれたボタンに強く触れる。ピピーという甲高い音を鳴らしながら、決して新しいとはいえない空調がのろのろと下顎を下ろす。

 更に何度かボタンを押し込んで冷房を強めに設定。


 暑かった。

 体が火照っていた。

 脳髄が煮えたぎるかのように熱かった。

 トピックへと一心不乱に没入していた。

 こんな感覚は久しぶりだった。


 またテーブルへとリモコンを無造作に戻して、画面へと注意を切り替えた。

 先ほどとは反対に自然なアニメーションで透明度が下がり、コミュアプリの画面が表示された。寝返りを打った時に端末がずれ、画面が少し斜めになっている。

 俺はそれをあまり気にせずに、トピック閲覧を再開した。

 けれど久々の没入感も、残念なことにすぐに終わりを迎えてしまう。


 限界返信数の1000に達し、トピックは終わってしまっていた。キーワード検索をして探してみるが、どうやらこれ以上トピックは立っていないらしい。

 人気のあるトピックは往々にして、同じタイトルの次のトピックがすぐにホスト――投稿者によって投稿される。

 だがどうやら、投稿者はこれ以上続ける気はないようだ。


 ますます奇妙だ。

 こんな話題が限界返信数に到達しているということもそうだが、それ以上にこのホストの意図が余り見えてこないというのは異様だ。

 ホストはそこそこ真剣な内容の返信に対して、全返(ぜんへん)していた。

 トピックが物凄い速さで勢いを増していた為か、トピック主の律儀な返信はせいぜい半ばまでで全く追い付いていない。そしてそのままトピックは限界の1000返信を迎えている。これらの状況から、俺は一つの推測を打ち立て、実行した。


 トピック投稿者、《Dr.博士》へ個人メッセージを送ったのだ。

 そう、この話題は『まだ続いているはず』である、そして……。

 ――そうそうDr.博士とはドゥーイング内でのコミュニティネーム、俗にいうハンドルネームというやつだ。


 ちなみに俺のコミュネームは《ルル=アオネ》。

 自分の本名である《総一》を漢字毎に英語に翻訳してAllOne。そしてさらにそれを無理やりローマ字読みでアルルオネ、それを並び替えてルルアオネだ。

 暇つぶしに自分の名前で遊んでいたところ、いかにも可愛らしい名前が出来たので以来ハンドルネームとして使っている。もちろんドゥーイング内のプロフィールでのルル=アオネの性別は女性。

 極稀にではあるけれど、自分から発信する場合には女性を装っていた。


 先刻、冷房を強くしたからだろうか、少しつま先が冷えてきた。下敷きにしていた布団に潜り込んで右腕だけを布団の上に投げ出した。冷房はそのままにしておく。

 興奮しているからだろう、体と裏腹に頭部は熱を帯び、冷気が心地良く感じられる。

 いやそれだけではない。


 ベッドに寝転がる少し前から頭部に取り付けられている眼鏡型スマートガジェットは、長時間の稼働によりそこそこな熱量を帯びているに違いない。

 けれどもバッテリーはまだまだ持つはずだ。熱量もいつもと変わった様子はない。

 特に心配する必要性はないと思う。まさかバッテリーがVON! なんてこともあるまい。


 そんなことを考えていると、視界右上に透明度の高いメッセージアイコンが表示された。

 来たか! なんらかのコンタクトがあった場合に、デバイスは視界端でこのアイコンを点滅表示させるのだ。俺は焦る心を抑えつつも、即座に着信したメッセージを開いた。


 『こんばんは、総一。二週間振りですね。体調に変わりはありませんか?

 こちらは変わりなく平穏な日々を過ごしております。ご飯はしっかり食べていますか?

 特区から支給される食事は、栄養バランスに問題はありませんが、育ち盛りには少々少なすぎるというようなニュースを先日見ました。もし足りないようであれば――(中略)……。

 休みがあれば、いつでも家に戻ってらっしゃい。祖母より』


 離れて暮らす婆ちゃんからのメールだった。……違うコレジャナイ。

 冗談はさておき、婆ちゃんたちには非常に大事にして貰っている。こうやって月に何度かメールを送ってきては俺の生活を心配し、配慮してくれる。

 中学でも若干浮いているという自覚がある俺にとっては、その暖かみはムズ痒くも亡くすことをためらう心地よい優しさだ。


 婆ちゃんのメールはいつも文庫本、数ページはあろうかという長文なのが玉に瑕である。

 でも俺はその手紙といっていいほどの長文メールを読むのが好きだった。


 メールを読んでいるうちに、気づけば個人メッセージを送って一時間が経っている。

 だが《Dr.博士》から返信が来る気配はない。

 俺の推測は間違っていたのだろうか。

 おもしろ半分ではあったけど、さすがに荒唐無稽にもほどがあったかな……。


 既に送信してしまった、取り返しが付かない一方通行。

 今更になって、後悔の念が俺の頭の中を支配していく。

 けれども後悔が俺の脳内を汚染し尽くす前に、興奮し湯気が出ていてもおかしくないほどに煮えたぎっていた脳は、冷房によって冷やされ、微睡みを以って俺の意識を奪った。



 翌朝。起床を促す機械的アナウンスが部屋中へと響き渡り、俺は目を覚ました。

 寝ぼけながら、壁のある左側にくるりと顔を向けるように体勢を変える。すると枕元にある眼鏡型ガジェットがギリリと軋んだ。……咄嗟に飛び起きた。


 そうだ、返事を待っているうちに寝てしまったのだ。

 ベッドの上で瞼を擦りながらも、急いでガジェットを頭部に装着して起動させる。

 だいじょうぶ、バッテリーは切れてない。睡眠を検知して自動でスリープモードに入ったのだろう。眼鏡型情報デバイスはほんの限定された機能ではあるが脳波検知機能を備える。

 意識の活性や減退を検知して、自動的に操作補助を行っている。本体がスリープモードに入ったのもその一種だ。


 現実の視界に重ねられるように、滑らなかなアニメーションでデバイスの起動画面が現れ、数秒でスムースなアニメーションで通常画面が表示された。

 画面右上にはコンタクトを示すアイコンが点滅している。確認するや言葉を発した。


「最新のコンタクト!」


 ボイスコマンドに応じてデバイスが最新のコンタクト一覧を表示する。

 コンタクトは《ドゥーイング》経由だ! 急いで選択すると数瞬で個人メッセージボックスが開かれた。

 送信者名は《Dr.博士》。件名はRe;。俺も無題で送ったのだからそれにそのまま返信したのだろう、本文は!? 本文もなかった。

 だがファイルが添えられている、画像ファイルのようだ。


 念の為にウィルススキャンアプリを実行するが、結果は白。どうやら問題ないみたいだな。

 メッセージに添付された画像ファイルアイコン――中空に表示されているそれを選択。ガジェットが腕の動きをトラッキング、操作を認識して画像ファイルが表示された。


『入学許可証。


 入学者氏名、織田おだ総一そういち。高等部。所属学科、革命科。

 学籍番号、××××××F×0。

 

 上記の者、厳正なる試験の結果、本学への入学を許可する。

 


 教育研究特区信州 天閃学園総長――《遠野恭一郎》』


 「……。……? ……!? ……! !!」


 入学許可証には、既に決まっていた進学先への入学は取り消しとなったこと、天閃学園への入学が優先されることが共に記されていた。

 2051年、三月二十九日、水曜日。五日後に高校進学初日が迫っていたその日の朝。

 既に決まっていた進学先を、常識という名のフェンスを飛び越えた遥か向こう側に豪快に蹴っ飛ばし、俺の《天閃学園高等部革命科》への進学が決定した。

 以下に、俺がDr.博士へ送った全文を記す。


「突然のメッセージでごめんなさい。わたしはルル=アオネといいます。

 まず始めに、わたしが革命を起こすのならば、現日本政府を打倒します。

 さて、基本的にこれから長々と続くのは、わたしの推測と飛躍による妄想であるということを始めに記しておきます。

 まるで見当違いであったならば即刻削除してもらって構いません、その場合には当然ながら返信は不要です。

 では本題に入りたいと思います。


 もしかして貴方は、革命の仲間を集めているのではないでしょうか?

 そして革命の手法を質問しているけれども、実際には貴方は既に革命の道半ばにいるのではないでしょうか?


 貴方は銀行強盗についてこう答えた、『ゼロから始める場合には資金は重要ですね』。

 これはつまり、貴方の革命は既に資金集めの段階をとうに超えていることを示唆しているのでは、という考えがわたしの中に芽生えました。


 そして、ドゥーイングはたしかに日本国内でトップシェアを持つコミュアプリではないです。

 かといって、ドゥーイング内において話題ランキングトップ100位内にこんな物騒な話題があるとなれば、言うまでもなく運営によってトピックはクローズされる。


 現在の日本の治安状況は二十一世紀初めほど良くはないし、今の日本において言論の自由もかつてほど約束されているものではないですね。

 しかし例え運営会社がこのトピックを見逃したとしても、自衛軍情報部に感知され、対策されるであろうことは想像に難くありません。事実として、私は他のアプリでこのような話題がクローズされる場面に、何度か立ち会ったことがあるのです。


 なのに貴方はこれら状況に置かれることもなく、トピックは決して短くない時間で限界返信数を以って終えている。それどころか、今でもトピックは削除――閉じられてすらいない。

 わたしはこれらを踏まえた推論により、一つの答えにたどり着きました。


 あなたの革命、いえ貴方達でしょうか?

 それはドゥーイング運営及び開発会社が属す《教育研究特区信州》において計画されたものであるということです。

 日本トップクラスの資金、技術力。そして自衛軍に察知されることすらない、既に完成されていると言っていい強靭な組織力。

 もしわたしの推論が正しいとなれば、その革命の対象は生半可なものではあり得ません。

 現在の超格差社会を作り上げた、腐敗しきった日本政府の打倒。あるいは世界連盟政府すら、その先に見据えているかもしれませんね。


 メッセージの最初へと繋がりますが、あなた方がどのような手段を取るかが分からないので、明確に意思表示できるわけではありませんが――基本的にわたしもその革命に賛同します。

 つまるところ、わたしも仲間に加えていただきたいのです。

 以上、良い返事をお待ちしています。

 長々と申し訳ありませんでした。先述の通り、もしわたしの妄想がまったくの見当違いだったのであればスルーして下さいね」

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