壊れ窶れた掃除機と
『うんうん〜…〜こっちのモブが騒がしくってね〜機械の調子が悪いんだっ』
とミリタリー色の作業服を着て真っ青な髪を結びあげ霞んだ大きな丸メガネを上に上げていた。その顔がこれでもかと言うほどに口角を上げ嫌味ったらしい笑を浮かべていた。
『まぁ、そうだねぇ?にしても
『久方ぶりだよ、この前は〜……んー…アレ、アレだよ、電気椅子の件〜〜アレ、そーいや、お代貰ってな…i』
足が思いっきり滑った☆するとヘラヘラ笑いながら手袋を外していた。
『あ〜電気椅子?アッレ〜…?あれってさ、マッサージチェアじゃなかったっけ?ピリピリはしたけど良い感じだったよ〜?』
『あ、そうでしょそうでしょ?自信作だったんだっ使って見たら吃驚!なんと感電死するかと思ったね!なんせ、自分は臆病者の機械バカ、
『あ、そうそう〜♪青ちゃん見なかった?掃除機が無いからね〜炬燵に入ってられないっ♪』
思い出したように笑った。
『羅忌さんっ?あ〜メガネの警察のお偉いさんっ。自分も一応警察だけど遠いなぁ〜アレ?アレ?反応は??いや、見てないよ?見ても言わないけどね、あ、怒らないでね?狂ったお嬢さんはたぁいへんっ!あ、自分、梨奈ちゃんが狂ってるなんて言ってないよ!』
『いや、狂ってるよ〜♪慈由ちゃんも相当かなぁ〜?』
『自分?あ、そうだっ!羅忌さんなんて探さなくても此処でお喋りしようっ』
『あ、ごめんねぇ?炬燵でゆっくりしたいからさ、退いてよ〜♪?』
『やだぁ〜〜〜強くて〜良い感じの実験体を探してたからっ!』
慈由ちゃん〜…面倒だよ?ちょっと寝てようか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます