夢オチなんて腑に落ちない

ふぁぁ……アレ?ふかふか?頭が痛いよ〜……起き上がってみると自分の部屋だった。あれれ?何コレ?夢オチ?


夢…だった?あの出来事も全て?

青ちゃんに殺されるかと思ったのも?

私が敗北するかと思った事も?ねぇ?全部?


夢 夢なんだ?

『梨奈?おはよ?』

墟ちゃんがジーッと見てくる。やっぱりその瞳に感情なんて入ってないのは分かるよ?ずっと一緒だから。

何だか詩人みたいだねぇ〜✨

『所で青ちゃんは何処?ねぇねぇ?』

ニッコリ笑顔で聞いてみた。やっぱり笑うのって楽しいよねぇ?

『さぁ?さっきまでは居たんだけど。掃除機壊れたから買いに行くとは言ってたけどさ。』

『そっか〜じゃあ、私はお出かけしてくるね✨勿論1人で✨』

『行ってらっしゃい』

そんな会話を終えて私は外に出た(キリッ

久々に外に出た気がするねぇ〜どのくらい寝てたのか私は知らないけど✨

相変わらず騒がしいなぁ〜この街は♪

後、クレープ美味しいっ…

久々に食べた?これでも女の子だからねぇ♪

今年でハタチだけど✨

んーで…今、私が来てるのが此処青さんの働いてる警察本部の特殊科アカツキって言うんだけど✨

『こーんにーちーはー♪』

と一声かければこっちに銃を向けてくる。楽しいねぇ?

『殺すつもりで来るなら墟ちゃんも連れてくるよ〜?✨』

『分かってますよ。で、ご要件は?』

うわぁ…何?このモブ✨

『要件ねぇ?あってもモブに言わなきゃいけないのかなぁ?ねぇ?』

舌打ちされた♪躾がなってないねぇ?

『あはは〜?そう怒らないで?私はモブちゃん達と、遊び殺し合いをしたい訳じゃないよ?』

『じゃ…じゃあ何でです?』




―――そう、違うんだよ。―――


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