第1323話 少しは身につけ
実はお金を出してプロットを見てもらいアドバイスや悩んでいる部分に助言をもらうということを、かなり前からしている。
お相手がホラー作家と言うだけあり、本当に別の視点からのアドバイスがいただけるので、泣くほど助かっている。
さすがに以前指摘された悪い癖などは繰り返したくないので、見せるまでかなり時間を掛けるようになった。
キャラクターの人数、配置、必要ないキャラクターの削除、冒頭から引き込む為の構成、一人称か三人称か、エピソードの数と必要性、キャラクターの性格と必要性、物語への理由付け、魅力、などなど。
もちろん、ちゃんと作り込んでから見せるので、見せられそうなものになるまで弄くり回すわけだけど。
今回悩んだのは、物語に必要なキャラクターの意味づけ。構成。人称。エピソードの必要性。
で、このプロットでそれができてるか、できてないか、どういう風にすれば良いか、を質問した。
いつもだいたい私が弱いと思っている部分を指摘してもらうので、やっぱり悩んだままになっている箇所は見抜かれてしまうんだなと思う。
プロットの段階で見抜かれるということは出来上がったプロットで物語を書いても、読者に見抜かれてしまう穴だと思っている。
今回、キャラクターの意味づけ、必要性。エピソードに絡ませるだけの動機。何故逃げないのかという理由と動機づけ。これが問題になった。
ネタバレの近況ノートに書いたけど、キャラクターの生い立ちや、設定した性格のオリジン。根底にある衝動などを書き足して、関係性を深めてみた。
割にある悪い癖は、頭の中にあるものを紙上に記載しないこと。だからプロットが飛躍したり、説明が少なくてプロットチェックの際に指摘されたりする。頭の中にある感覚を紙に出力して、他人に理解させる努力をしてるところ。
次回作に取りかかるときは、以上の点を踏まえて、さらに指摘されなくなることを目指している。
今回の「御郷島へ渡る舟」は、ストーリーには問題なかったけど、理由付け動機づけができてなくてご都合主義になっていた。これも今後の課題だと思う。
次回作に関してだけど、アンケートを採って、テーマを決めてるので、TwitterXのアンケートに答えてもらえると嬉しい。
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