将棋の実戦譜を実況させながらの展開はさぞ難しいものだったと思います。将棋を愛好する私も書いてみたいですが、なかなか手が出ません。お疲れさまでした。やはり将棋は人間同士指すのがドラマチックで人間臭さが棋譜に現れて、、、いいですね＾＾
作者からの返信
コメントありがとうございます。
少し大げさですが、人工知能をどのように活用しながら将棋のおもしろさを後世に伝えていくか……、というのが現代に生きる我々の課題だと思っています。
微力ながら私にできることは何かと考えて書いたのがこの作品でした。
将棋の、しかも解説と聞き手がメインの小説というのは我ながらチャレンジングでしたが、少なくとも自分は納得できるものが書けたと自負しております。
解説者サイドから対局を描くことで、無理なく人工知能を登場させる発想が良いですね！ 人工知能のアルゴリズムは既にブラックボックスですし、おっしゃるように遊戯盤が共通言語になる未来に期待したくなりました。
また、いかにもプロ棋士がおっしゃりそうなコメントや人間くさいやり取り、「まで、～」等の決まり文句にニヤリとしました。久々に将棋を打ちたくなりました。
作者からの返信
ありがとうございます。
筆者は、人間と人工知能が対立するという単純化した構図にそもそも違和感を感じていて、人間は人工知能と共存し得る未来は存在すべきという意図で描いた作品です。
「久々に将棋を打ちたくなりました」というお言葉をいただきまして、今日まで小説を書いてきて、本当に良かったと心より思うことができました。