『月刊』

kenko_u

有川浩先生の『シアター！』の続き早く読みたいなー。

『シアター！』すばらしいですよね、一番最初に大きな目標が数値で出てきて、一進一退する構造。数値で達成状況がわかるようになってる。数値が増えていくのって楽しいし、減ったら不安な気持ちになる。投資とかでも似たような臨場感を感じられると思いますね。

なにかを数値で管理してる作品はやっぱり臨場感がありますよね。『バトルロワイアル』の生存人数だったり。『ジョジョの奇妙な冒険』第三部も……あれは明確に数値で管理してたのはスーパーファミコン版だけだったかな……

数値とか、一目でわかるパラメーターがあるのってすごく楽しいですよね。

『仮面ライダーオーズ』もいまどのメダル持ってるのかがわかるようになってたし。先日発売された『銀河英雄伝説』（藤崎竜先生の漫画版）も各軍の被害者の数が数値で出るのって簡単に戦況がわかってはっとしました。あらゆるゲームは可視化されてるパラメーターの変化が楽しい。ＲＰＧのレベルだったり、アクションゲームのスコアだったり。

一方、数値じゃないから楽しいなってのもありますよね。『ワンダープロジェクトＪ２』なんて１とちがって全然数値なくなっちゃってたし。恋愛小説書いたときに、毎話毎話「ヒロインとの親愛度は現在いくつ、あといくつでレベルアップして次の展開！」とか書かれても……これはこれで面白いかもしれないか。やってみようかな。

有川浩先生のお話に戻りますと、恋愛描写はくすぐったくてたまに糖分過多と感じるときもあるんですけど、全体的にすごく読みやすくて勉強になります。いろいろ取材したんだなというものはどれも面白かったですね。『県庁おもてなし課』とか。『植物図鑑』とか。

取材に基づくものは、リアリティがあるかどうかっていうよりも、新しい知識をくれるのがいいなと思います。そういう意味ではルポ漫画、ルポ記事みたいなのはすっごく好きです。なかなか自分でそういうことできないですし。

どこか取材に行こう。

書きながら反省してしまいましたよ。