8月19日 12:06

 昨日はとくかくラッキーだった。

学校が1:30からなので、7時に起きてからは、のんびりとした時間を過ごすことが出来た。

保険のコピーを大学のofficeに持っていかないといけないので、少し、てか結構早めに家を出た。

10時くらいには出ただろうか。

そして、昨日の通り、301のバスに乗ろうと時刻表を見たら、10~15時くらいまでは301のバスがなかった。

えっーーーー!!と心の中で叫びながら、必死にパニックになるのを抑えた。



 その時に前日に教えてもらった話を思い出した。

“301 O.K or 358 O.K”

358OK?急いで358のバス停を見た。

358のバス停はあった!

しかもあと10分くらいでバスが来る!

行き先はto downtown seattle!!

よっしゃー!

安心しまくりで358に乗った。

出発して、最初のバス停で男性が2人乗ってきた。

この2人の男性は前日の夜に家に来たKOREA WOMANのFriendsだ。

軽くあいさつはしておいたので、バスで話かけてきてくれた。

そこできちんと自己紹介をした。

主に2人のうちに1人としか話さなかったが名前はソンヌンというらしい(韓国語で)。

そのまま数分話した。



358のバスは301と違うルートだった。

でも同じdowntown行きなのだから、もちろん同じ場所に止まると思っていた。

そしたら見たこともない場所で止まり、ソンヌンが“ここだよ”と言ってくれた。

なんと2人は僕と同じこっちの大学の留学生で、今日も行き先は同じ大学だった。

とにかく信じきって、頼りまくった。

少し歩くと、mancy’sが見えた。

あっ!ここなら次の13の場所が分かる!と思ったら違う場所に向かって歩きだした。

噴水みたいな所の横にある17のバスに乗るらしい。

ソンヌンいわく、13より17の方が10分早いそうだ。

そして、17に乗り違うルートを走った。

17のルートは海沿いを走るので、景色がとても美しい。

そして、景色に見とれているうちに大学の横についてソンヌンたちにお礼を言って別れた。

358に乗ったが、ソンヌンがいなかったら、今ここにはいないなぁと思いつつ、自分の運のよさに笑いが止まらなかった。



 大学の officeで保険のコピーを渡し、ブラブラ歩き回った。

疲れただけだったので、officeの上の休憩場所で待機することにした。

少ししたら、前日見かけたいわば同じクラスメートの女性2人が入ってきた。

少しして向こうが話しかけてきた。

2人の内1人は思った通り日本人で、もう1人も思った通り中国人だった。

24歳の田中さんは、大学を卒業後、アメリカに来て、12月までここにいるらしい。

埼玉出身でとても楽しい人だ。

あと美人だ。

僕と2人で中国の人に日本の地図を描いて、自分たちの住んでいる所や、KAT-TUNの説明をした。

中国の人は陳さんという名前だった。

僕が1年半勉強してきた下手な中国語と英語を使って、なんとか会話ができた。

でも僕の英語の意味が分からないらしく、田中さんに日本語でバババと言って英語で陳さんに伝えてもらった。



 その後、Welcome Partyでまたpizzaをたらふく食べた。

そのWelcome Partyは、前のクラスのGoodbye Partyと合同で行われたので、さっきのソンヌンやKOREA WOMANも来ていた。

韓国の人に一緒に写真を撮ろうと言われて、何枚か彼らのカメラの中に入った。

その後、同じクラスメートの男性2人と自己紹介をした。

1人はヤスさんでアメリカに来て4ヶ月くらい経っており、違う大学から転校してきて、お金が続く限りこっちに居たいそうだ。

だいたい3年くらい居たいと言っていた。

1人暮らしで車も持っている。

もう1人はアベさんで、白川さんや三浦さんと同じ大学の4年生らしい。



Goodbye Partyだけあって卒業証書授与みたいなのが行われた。

その後、僕らのクラス分けが発表された。

美人の田中さんはやはりといって「4」だった。

陳さんは一番上のクラスの「6」だった。

僕と大学の友人2人、三浦さんと白川さんは皆揃ってクラス「2」だった。

一通りパーティが終わり、大学の友人Tさんにパソコンの使い方を教えてもらい、月曜日に行かないといけない教室の場所の下見に行って別れた。



 帰ってきたらJomesが中国料理を作っていた。

少しだけ僕も手伝った。

2時間くらい待ったかいがあってJomesの作った手羽先の辛い的なものと、THE酢豚とローラのインゲンの胡麻和えとボイルコーンが完成した。

Jomesの料理はご飯に良く合う!

微妙な味のするご飯だけど、Asian Foodの味がそれをカバーしてくれる。

久々にうまいと思えるものを食べた気がした。



食後はKOREA WOMANとめらんこ喋った。

そこで初めて2人の名前を字で見ることができた。

50歳くらいの人は「金 玉子」というそうだ。

日本人なら変なことを連想してしまいそうになったが軽く流した。

もう1人の30歳くらいの人は、李煕京といい、小学校の先生をしているそうだ。

Jomesも李!

僕の人生には結構「李」という人物が関わってくると思った。



 僕は彼女に日本語を教えたり、雑談を結構話した。

そしたら、明日Haber Tourに行こうと誘ってくれた。

金は違う場所に行くのでチケットが余るらしい。

金は李とセットで買ったチケットを全部使ってしまいたいらしい。

彼女たちは朝出かけてしまうので、15:00にmancy’sの前で李と待ち合わせをすることにした。



その後、話している間ずっとかかっていたTITANICを皆がボートに乗って逃げたりする所から見て寝た。

部屋のテレビを消すのを忘れたまま寝てしまい、パッと目覚めたら、裸の男女がアンアン言っていたので慌てて消して、寝た。

そして朝、昨日のJomesの料理をチンして食べて、初めて洗濯をした。

これから出かけるつもりだ。

今は1:10。

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