リチャード・ロウ(スレイン)

リチャード・ロウ

地球連合軍特務尉官。

外部特別顧問として界塚少将が雇ってきた西洋系の顔立ちのカットパイロット。

単独行動を得意とする稲穂に代わり独立遊軍全体の指揮権を稲穂に次いで保持しており、その権限はマグバレッジ艦長(中将)と同等。

参謀的役回りと、カット乗りとして界塚少将の次元の違う戦闘についていける数少ない人間。

地球連合軍下のアルドノア開発公社が製造した試作実験機「ミスディレクテッド・ブルー」意味は誤認していること教えたの青・間違っていた青

・首にかかるくらいに長く細い銀髪とあのスレイン・ザーツバルム・トロイヤードとそっくりの顔を持つ。

・火星出身でスレインには第二次惑星間戦争後期に影武者として徴集されていたそっくりさんだったが、スレインは実際には使うつもりはなく彼はあくまで自分の名を利用されないために監視下においていただけだったという設定。

・事実はスレイン本人。贖罪としてアセイラム姫を助けることを誓い、心臓直下にアセイラム姫と同じ爆薬を付け、(偶然同じ技術が使われた)それの起動権を伊奈帆と軍上層部が確保することを条件に特務尉官として独立遊軍への参加が認められる。(この上層部がアセイラムに爆薬を植え付けた人物とは別で……)

・専用機は「Msブルー」の愛称でデューカリオンで愛されている。

・未来予知による遠距離戦より、巧みな機体操作技術や天性の驚異的なバランス力を見出した伊奈帆によって与えられた実験機は「二刀流」でありアルドノアドライブを本体とその二本の剣にそれぞれ宿している。(つまり合計三基の試作アルドノアドライブを搭載する。)

・スレインはその二刀を「バルークルス」と「ハーシェル」と名付けている。

・また、本機の機体制御サポートシステムのAIには「ハークライト」と名付けている。

・独立遊軍の伊奈帆の特務部隊はコールネームに一貫性がなく、スレインは「バッド・マン」である。(悪いとコウモリと暗躍する犯罪者を揶揄する)



(第三次終了後にアセイラムを救った火星の英雄となり、火星側からの強い要請で第二次の戦犯の汚名を受けたまま、しかし第三次の終戦の英雄としてその罪が許される。背景には、アセイラムの危機の原因、及びスレイン・トロイヤードの死刑の嘘、スレイン・トロイヤードの戦争参加などの地球連合側の不祥事事情も重なって地球連合側も認めざるを得なかった。)

(第三次終了後はヴァース帝国名誉騎士として、アセイラムの表向きの夫となる。しかし、実際の夫は伊奈帆であり、彼は友人になっている。アセイラムとは犬猿の仲で〈喧嘩するほど仲がいいというやつ〉ことあるごとに口論をしあう仲になった。)


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