閑話870・『うそつきうまい2』

うそつきはころさない。


しょうじきものはころす。


うわっつらがいい、くふふふ。


どうせくうのだからうわっつらだけよければいい。


「なかみはどうせおなじあじ」


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。


「うそつきもしょうじきものも」


おなじ。


あじ。


「おれはまずいっていってたの」


おいしいじゃん。


うそつき。


―――正直に美味しいって言うのもね。

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