閑話862・『がぶりんこ2』
なんでころすのかは。
なんでいきているのかとおなじ。
なんでしぬのかは。
なんでいきているのかとおなじ。
「おなじ」
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
おなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじおなじ。
こじんもたにんもおなじ。
「くわれることもあるし、くうこともある」
ふかんでみなきゃ。
きゃっかんしではなく。
そうする。
「くわれるおれくううおれ」
いまくう。
みみとがり。
これはおれでもある。
「だからゆるしてね」
あーん。
がぶり。
――――愛情も歪めばね。
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