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閑話８３９・『じぶんかたき』
むれでくるなし。
むれでおれをいじめるなし、かっこわるいぞ。
しゅうだんでおれをいじめるのはかっこわるいです。
「いたた」
はりづけにされて。
いろいろとさされて。
ほうちされてかいふくして。
あさをむかえてよるをむかえて。
なんとかにげだすことにせいこうして。
でもころされかけたのでしっぱいで、しっぱいとせいこうでとんとん。
「むれか」
にんげんのむれ、なかまのかたき。
なかまのかたき、じゃあおれはおれのかたき。
おれのかたきおれのかたきおれのかたきおれのかたきおれのかたき。
なかまよりもじぶんでしょう。
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