閑話810・『もぐりんこしすてむ2』

おれをくうのはだぁれ。


おれをくうのはだぁれ。


おれをくうのはだぁれ。


おれをくうのはだぁれ。


おれをくうのはだぁれ。


おれをくうのはだぁめ。


「いたいから」


くわれるといたいから。


くうのはいたくないから。


くうほうがいいなぁとおもう。


―――もぉ、それだけかい。


「やめてね」


でもえるふがむらがる。


えるふはぞんびのようにむらがる。


あ。みみのぴこぴこかわいいなぁ。


「いたたった」


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。


そしょくするえるふ。


「をそしょくする」


くってくわれて。


くってくわれて。


どうしよう。


「でも」


くわれてもおれはかいふくする。


えるふはかいふくしない。


おれだけのこる。


「いいしすてむ」


くふふ。


――お互いに食べ放題だね。

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