閑話756・『くうしすてむ2』

いじわるをされたのでいじわるをした。


えさをうばわれたのだ、うばったやつはゆるさない。


――それでどうするのォ。


「ので」


えさをうばったやつをえさにした。


そうしたらまたえさをうばわれた、なかまらしい。


「なので」


またそいつをえさにした。


えさはえさをうばいにくる。


だからさらにえさをつかまえるとえさがふえる。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


かさましかさましかさましかさましかましかさましかさましかさましかさましかまし。


ましまし―――我慢を覚えて厄介になったね、いいこと。


「しかもうばいにくるほうがしんせん」


すごいことだ。


どうしてこんなことに。


えいえんにあたらしいごはんをくえる。


えいえんにあたらしいごはんがふるいごはんをうばいにくる。


「くいほうだいか」


そうか。


それならなっとくだ。


そんなすてきなしすてむなら。


「あんしん」


それならよし。


―――進化の過程を見てるみたい、くふふ。

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