閑話746・『のうみそしょうぶ2』

えるふとかにんげんとか、みそがたくさん。


みそがたくさんあるのでついついねらってしまう。


そう、いろいろできるいきものは、のうみそがおおきいのです。


――まあ、合ってるね。


「がくしゅうした」


おれはいろいろできないのできっとのうみそちいさい。


おいしいところがすくない。


「くつじょくてきだ」


なのでおおきいのうみそをたくさんくう。


そうするときっとおれものうみそおおくなる、おおきくなる。


――割と大きいと思うけどね、小顔だけど。


「おおきくする」


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうみそのみそのうみそのうみそのうみそのうみそのうみそ。


のうのみそ。


みそののう。


「おいしい」


だけれど。


おれののうみそはおおきならない。


どうしてどうして。


「どうして」


おいしくならない、なんだかはずかしい。


「よくないうえにまずい」


それはこまる。


こまるのでくう。


――――結局食欲じゃん。

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