閑話728・『つうだね2』
ずきずきする、おなかもあたまもずきずきする。
ふあんがつのる、どうしてこんなにいたいのかわからない。
いたすぎる、これはなんなのだろう、いたいし、おなかすくし。
――仕方無いよね。
「むかむかする」
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきずき、むかむか、ずきずき、むかむか。
ずきむか。
「うぅ」
うなる。
おんなのこだからか。
いや、おれはおとこのこ。
おれだし、わたしじゃないのに。
べっどでくつうにたえるだけだ。
「おれなのに」
でもない。
ないってことはおんなのこ。
んん。
「ない」
じゃあこのくつうはしかたない。
このくつうになやまされる。
あたりまえ―――男の子には戻れないからね。
「うあ」
ずつうもふくつうもくつうもしかたない。
じごくか――――超現実です。
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