おすのえるふももいしいことがばれたのでたいへん。

おすのえるふうめぇ、しょうねんえるふうめぇ、しょうじょえるふとおなじ。

ちがいはない――子供の時は肉質も変化無いでしょうに。

「まてまて」

なのでおいまわす、でもすぐにこうさんしていのなかにおさまる。

しょうねんえるふはおれのことがすきみたい。

かわいいおねえさんなので。

ほしょくしゃなので。

「まてまてといってまつな」

おいかけっこしたいのに。

おいかけっこしたいのにな。

かわいいしょうねんえるふをおいかけたいのに。

「にげろ」

めいれいするとにげる、ちゃんとしている。

ちゃんとにげるとおねえさんがおいかけますので。

よろこべ―――こら、ご飯を玩具にしない。

「くふふ」

にげろにげろにげろにげろにげろにげろにげろにげろにげろ。

おいかける。

「おいしいえさがにげてる」

どうしてにげるのか。

くわれたいのに。

めいれいのせい。

「にげるな」

とまった、ふふ。

―――早く食べなさい。

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