閑話635・『解決方法は食う2』

ストーカーされている事を貯蓄だと思うようになったキョウ、


エルフは私達を崇拝する、形はそれぞれで、このような形に落ち着くモノも多い。


モノだ。


「餌が勝手にな」


『それを餌だと割り切るのもめでたいねェ』


「そうか?狩りの手間が省ける」


『――――ストーカーだけど』


「食えば同じ肉だぜ」


『――――下着を盗まれるけど』


「食って奪い返せばいいぜ」


『――――寝顔見られてるけど』


「可愛いから大丈夫」


『―――――それもそうか』


どんな理由だと正直に言いたいけど可愛さを盾にされたら何も言えない。


んふふ。


「便利な餌だぜ」


『下着を盗まれるのはやっぱりやだなぁ、私のお気に入りでもあるしィ』


「ん?」


『どしたァ、どしたァ』


「いや、自分の下着だと気になら無かったがキョウの下着だと思うと腹立つ」


『へ?』


「―――――うん、そうだ」


『そ、そう』


「腹立つし」


『――――』


「腹減るし」


『――――』


「食うか」


口説いてるのかなァ。


もう。

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