六章 古代王国の遺産
1
「で? どうしてこうなった?」
「あはは」
真也のツッコミに優香が力なく笑う。二人とその他大勢がいるのは天神島の西分島にある天神空港だった。
探検隊各員はそれぞれ動きやすそうな服とリュックサックを背負っている。
「どういうことか説明してくれ、颯太、輝、翔朧」
「実は、先日真也が乗っていたモノレールが襲われた時に真也が敵を潰しただろう?
敵はその残党みたいでさ、真也を狙ってくる可能性が高いから護衛しろと言われたというか、囮にして潰せと言われたというか、そんな感じ」
「まじか、で、三人が同行すると?」
真也の問いかけに三人が揃って首を縦に振る。
「じゃ、まぁ、行くか……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます