応援コメント

第32話 陰鬱な漢と陰鬱さと闘う漢」への応援コメント

  • 拝読!

    もう戦前ののんびりした会話だけですさまじさが伝わってくる、ガラテアはぐれ部隊の4人。それにしてもバルザック……創作家だったとは……破壊者とはなにか相通じない気もしますが、だからなかなか受けない作品になる? なんにせよこういうキャラが出ると自分の境遇に重ねて、なんとはなしに身につまされます。

    そのバルザックが狙ったのは、ガイ。そして圧倒的戦力を見せる……かと思いきや今のところはただのパワー任せ。ただ、チャクラを回す、というのがどうにも彼の本気のよう。7つ(本来は8つ)のアレですね。あまり関係ないですが最近、「ヨーガ・ヴァーシシュタ」というそっち系の本を買いました……いやホントに関係ない……。自分が最初にチャクラというものを知ったのは夢枕獏さんの作品でした。鬼骨を回して鬼神となる……もしそうだとすれば、バルザックが秘める力もまた「鬼」?

    そして。バルザックがガイを追った、ということはエリーを狙ったのはライネス? バルザック最強説だと思っていましたが、もっとも苛烈な戦いはこちらになるのでしょうか。とにかく各個撃破の戦い、どこもかしこも大激闘の予感!

    とはいえ前回「この戦いで人は死にません!」ということで安心して読めます。mk-2さまは命の尊さをご理解しておられるので、無為に殺戮シーンを入れられることがなくそこもまた好きなのでした。そのぶん、許せない悪は命を賭しても絶対に倒す、という信念もまた、素敵なのです!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!! 予想を上回る愛読されている様子に作者としても喜びの極みです!

     バルザックが創作を趣味にしているのは、またのちに描く予定の彼のバックボーンに関わってきます。評価されてるかはともかく、落ち込んでるのは彼が勝手に自己否定に陥ってるからなんですけどね笑 彼は鬱状態になりやすいんです。

     いい感じのワードが浮かばなかったので練気(チャクラ)と名付けましたが、モチーフ的にはハンターハンターの念能力です笑 冨樫先生は本当に能力システムとかに無理がない程度にキッチリ創作と設定が出来るから凄いなあ……などと重いながら。

    『バルザックの力もまた鬼』。毎回思いますが遠蛮さんは読みが鋭いですね! エリー対ライネス戦でその片鱗が明らかになる……かな?

     『今回の戦いで死者は出ない』と言いましたが、戦闘特有の残酷描写ぐらいはあります笑

     死の描写……物語を盛り上げる為ならまだしも無駄に死なせるのはただただ鬱になって作品全体に不幸感が漂いそうで苦手なんですよねー……別に特別生命を尊ぶ思想に篤いつもりは無いのですが(エリー、ガイの幼少の過去だけで既にキツい)。

     卑劣な敵キャラであってもドラマ性に必要なければあんまり殺したくないですね。いわゆる『ウチの子かわいい!!』っていう創作者としての親バカかもしれません。
     でもこの『創世樹』はバトル色が前面に出てるもの。無駄な殺生は避けたいですが、必要とあれば人物の悲惨な死も描くことは半ば避けられないと思ってます。悪しからず。

     さて、既にネタバレしたっぽいですがバルザックが繰り出す未知の力にガイはどう処するのか。次回以降もお楽しみください!!


  • 編集済

    敵を追っている間に創作小説について嘆くキャラ……世界初かも?です(笑)

    いい感じにバトルが始まって、むねあつの展開です。
    バルザックのチャクラの使い方と、ガイの合わせ方。気になるところです。

    作者からの返信

     今回も応援ありがとうございます!!
     バルザックはこう見えて繊細かつ、悩みやすい男なので他の3人より鬱状態になりやすかったりします(そこも戦闘中に軍人としてどうなんだ)。確かに敵を追う前に突然創作小説を憂慮して卑屈になる人は僕も見たことないですね(笑)
     無意識に作者の日常の断片が出てしまったのか???

     さて、チャクラの力は今後大きくエリーたちの戦いに関わってきます。
     あえて言うなら……バトルアクションものの鉄板な展開のアレですかね? 僕自身も書いて形にするのが楽しみです!