河原ピーポー
すばる新人文学賞で、エンターテイメント部門があるらしい。
「お母さん今いません」を送ろうかと思ったが、せっつかれたりしだすことを考え、「別に、インスピレーション枯渇しちゃうくらいなら送らないな」と思い、これからも地道に生きることを決め、ネット小説家として生きていく決意を新たにした。
昨日は薬を飲み忘れ、奇妙な夢を見た。
人を殺すのだ。目下敵対している家族の面々を、はさみでぶしゅぶしゅと。
私は普段から考えもかすりもしない人達なのに、何故に夢にしつこく出てくるのかとても疑問。
まあいっか、殺せたし。
そんな物騒なことを思う私。
別に殺したかったわけでなく、勝ったからよかったという話さ。
赤ちゃんが来たので、人見知りしだしたその子を母に預け、寝ていたが、起き上がってTシャツに着替え、河原に行く。
石段を登り、土手に上がってから少し下に下り、階段に腰を下ろして星野源のくだらないの中にを聴いた。
キツツキと雨じゃ木こりが出てくるが、対岸で木を切るあの人達に、主人公みたいな優しいおっさんはいないだろうな。
そんなことを思い、ジュースでも飲みたいな、と思う。
水面すれすれにカラスが飛ぶ。
水切り名人の話なんか思い出してみて、そこまでしたら完全に浮く、と場所を変えて河原を歩き倒した。
お寺さんの横を通り、お米屋でパンなど売ってあるのを見て、ああこういう店あったんだ、次からここ来ようか、なんて実現しないことを考える。
道中父の会社じゃない車の人たちが沢山いて、案外道を渡らせてくれたりしたのだけど、栄枯盛衰、と思わずにいられなかった。
と、ここで親戚の姉さんの顔など思い出し、働かせてもらえないだろうか、と考えたりしていや無茶だ!インテリが土建屋なんて、と考え直したりした。
とりあえず文書いて音楽聞いて、河原とか歩いてインスピレーション湧かして、またなんか創作の話思いつかないかなーと考えている。
もっと大作、読むべきじゃないの。
父に日輪の遺産を貸してもらい、まだ目を通していないことなど、後から意外と後悔することになるんだよな、と思ってみたりする。
今日は父の家探しに皆余念がなく、父は知らない爺さんを歯医者まで車で乗せて行ってあげたりして、なんか探偵ナイトスクープの世界だね、と言ってみたりした。
新人賞、投稿しようかな。
そんな相談事をしに二階から一階に階段を降りたら滑り落ちた。
落ちる時に私の骨が如何に太くて硬いかを実感した。安心安心、大丈夫さ。簡単には折れんよ。
マラソンで鍛えた時期を心強く思う。
明日から真似しだす暇人など現れないことを願う。
あの河原は一人か二人程度で歩きたい。
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