自給自足の愛。

最近はめっきり自分を愛しているんだと思うんだけど。

それでも自給自足の愛には限界があるように思うんです。

人によるんだろうけど。

わたしの生産性はさほど高くない。

しかるに、こんな時間に、不安とか恐怖とかを吐露する作業が時に必要となります。


さて。

人には何故、何かに祈らずにはいられないような夜があるのでしょうか。

たくさんの友人、知人に「眠れません」という迷惑メールを一斉送信せずにいられない夜があるのでしょうか。


迷惑だな!


神も仏もあってもなくてもいいですが、この際あんまり信じちゃいませんが。

時に。

時にこうして、祈りたくなる時間がやってくるのです。

感謝と賛辞を捧げ、許しを請う。

許し。

何に対してなのか。

たぶん、今にわかに沸いてきた恐怖とか不安感とか、そういうもの。

死に至る病の初期症状化も知れない、そんな不安。


人生で出会う選択に、正しい答えなんてきっとありゃしないんです。

唯一、常に正しい選択をする方法があるけれども。

それは。

選択を、決して後悔しない、という方法。


トリックのような、マジックのような、そんな気もするけど、そういう風にしかならない。


いろんな人からちょっとずつ愛をもらってることに、今夜は感謝。


換言すれば、「眠れません」という迷惑な報告は、「愛をください」っていう切実な願いと取れなくもない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る