運命分岐点

タロット占い


「占いの館へようこそ。

 ここは最奥にある星の間です」


 香炉の烟が燻る中に人が立っている。

 黒いローブにフードを被っていて顔をみえないが女の声だった。


 運営の人だろうか、それともAIだろうか?




 あなたは招かれて差し向かいに座る。

 テーブルの上には幾つものカードが伏せられていた。


「このタロットの中からどれかを選んで捲って下さい。

 それによって、いかなる運命の分岐かが決まります」




 ――さあ、カードを捲って下さい。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る