「紅の化粧」

煩先生

 

季節が永遠に

君を追憶させ

仄暗い死生で

僕は苛まれる


夢見ていたの

汗ばむ体温が

僕の口づけで

還り見る罪を


絵画が軽薄に

君を再誕させ

心無い真理で

僕は貫かれる


信じていたの

憐れむ運命が

君の残り香で

想い知る色を

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「紅の化粧」 煩先生 @wazurai

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