夕暮れオーラ

 茜色の入道雲

 風の止んだ海岸通り

 電信柱を眺めながら

 一人 波の囁き聴いている


 眩しかった昼間も落ち着いて

 キラキラ反射した思い出霞んでく

 みんなみんな夢のようにぼやけてく


 移ろい行き 変わり行く

 潮風はただ優しくて

 一番星 君はいつからそこに居たの


 永遠の夏を閉じ込めて

 僕はずっと動けないでいるよ

 ただそこに居るだけなのに

 特別な何かに抱かれているみたいで


 何故だか今日はとても静かで

 ただ当たり前に時間が過ぎて

 触れそうなほどじっとしていて


 黄昏空からの独り言

 何が言いたいのか分からないけれど

 とても大事なメッセージ

 心の奥には届いているのかな


 さぁ、この続きは夢の中で

 誰もが持っている心の宇宙で

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