覗いた先に

 限りなく透き通った水晶玉

 じっくりじっくり眺めてみては

 眩しい明日を夢見てる


 毎日朝日は昇るもの

 生命のリズムは刻まれるもの

 周りを見ればいつでも分かるのに


 予言者は何を見ていたの

 世界は終わらずにここに在る

 全ての問題を先延ばしにして


 砂漠の街は眠れずに

 今夜も派手にやってます

 バランス崩していびつなままで


 全ての未来を記したうたは

 今日も人知れず流れます

 誰の耳にも届かない 今となっては


 彼の地で黒い炎が上がります

 人の心もどんどん煤け

 誰が誰だか分からなくなって


 みんな笑顔でいたいだけなのに

 どうして手を握ろうとしないの

 本当に大切な事 本当に見えなくなったの


 限りなく透き通った水晶玉

 映っているのはあなたの顔

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