月夜の冒険

 冬の精霊が空をしっかり掃除したから

 ほら こんなにも夜空がキレイ

 星たちの煌きもまた一段と賑やかさ


 白い口笛響かせて

 半分のお月様に見守られ

 街灯たちの導く先へ


 静かな静かな海岸通り

 満ちてくる心 高鳴る鼓動

 いつもと逆の道 標識だけを頼りに


 誰も来ない田舎道

 本当の闇をライトが掻き分けて

 ただひたすら何も考えずに


 きっと きっと

 あの山の上なんだ

 幾千の星の雨の降るところ


 お月様が首を傾けて

 たった一人の僕を見ているよ

 大丈夫、結構しっかりしてるんだ


 幾千の星 海の向こうで笑ってる

 夜の魔法が僕を満たしていくよ


 こんな夜、君は何をしているの

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